【イベントレポート】ITエンジニア採用の秘訣公開イベント vol.1

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皆さんこんにちは!レインエコノミックグラフ研究所の山本です。

今回は5月15日(水)に開催された、LinkedInを活用した「ITエンジニア採用の秘訣公開イベント」の内容をお届けします。

実際にLinkedInをご活用いただいているヤフー様、LINE様の採用ご担当者様の生のお声が聴けることもあって、なんと会場には65名もの方にお集まりいただきました!

 

イベントスタート


イベントのオープニングは当社(レインエコノミックグラフ研究所)代表、芦川のご挨拶。

自己紹介と、イベントにお集まりいただいた皆様に感謝の思いを伝えてイベントスタートです!

 

LinkedIn 本村氏 登壇


LinkedInジャパン タレントソリューションズ シニアコンサルタント本村氏によるセッション「リンクトイン戦略ツールを用いた採用活用事例」が始まりました!

 

冒頭、本村氏から「LinkedInのプロフィールを持っている方、手を上げていただけますか」と呼びかけがありました。

すると、会場の大半の方がアカウントを持っていることが判明!多くの方がすでに登録をされていました。

実際、世界で6億1千万人が利用しており、毎秒2人、1日に22万人が新たなメンバーとして加わっているそうです。日本での利用状況は、ユーザーは220万人企業は8.6万社が登録しているとのことでした。

直近5年の間に登録が伸びている職種トップ5のうち、3つがエンジニア系だということが明らかになります。中でもソフトウェアエンジニア12万人以上と、飛び抜けて多くなっているようです。

また、LinkedInが行ったアンケート調査によると、ソフトウェアエンジニアが最も感心を持っているのは「チャレンジングな仕事」であることも明かされました。

 

■Talent Insightsで採用競合他社における人の流れを可視化

ここからは、実際の「Talent Insights」を使ったデモを通して、どのような分析が可能かについてデモを交えてご紹介頂きました。

採用競合他社の分析や自社分析を行う「企業レポート」と、市場マーケット分析やブランディング戦略構築のための分析を行う「人材プールレポート」の2つをご紹介いただきました。

まず、「企業レポート」のデモでは、あるグローバルIT企業を採用競合に見立てて分析を行いました。

競合企業を選択すると、LinkedInのデータベース上で昨年1年間に他社から移ったユーザー数、逆に他社へ移ったユーザー数が表示されました。加えて平均勤続年数のほか、ポジション、部門、オフィスのロケーションといった属性の割合を知ることができます。

更に「流入数」と「流出数」を深掘りしていくと、「競合A社は、B社からたくさん引き抜かれており、C社から転職してくる人が多い」といったリアルタイムな状況が明らかになっていきます。グローバル全体はもちろん、特定の国だけの状況や、ポジション別の状況も分析することができます。

続いて「人材プールレポート」では、ソフトウェアエンジニアの市場を分析していきました。

デモでは、「ソフトウェアエンジニア」のユーザーについて分析しました。この人材プールレポートでは、どんなスキルを持つ人が、どの地域にいて、どの会社が多く抱えているのかを把握することができます。

この機能を使って候補者にスカウトを送っていくことになるのですが、ここで大事なことは自社のブランドを高めることだと本村氏は続けます。LinkedInでは自社紹介ページを作成することができ、自社のページがどれだけ見られているのか、フォローされているのかといったデータも見ることができます。

本村氏は「認知度が上がるほど、返信率が上がり、求人への応募率も上がってきます」と話し、これまで経験と勘に頼った採用であったのが、「どの国のソフトウェアエンジニアからの認知率が上がっているのか」といった、分析をもとにした採用活動に変えていくことが可能できると語りました。

「データをもとに戦略を作り、さらに戦術に落とし込むことができるのがLinkedInです」と最後に締めくくっていただきました。

 

LINE 大川氏による新卒採用の獲得手法


大川氏からは、LINEがLinkedInをどのように活用してグローバルに人材を集めているのかをご紹介頂きました!

LINEでは、「新卒」と「中途採用」の2つに分けて採用活動を行っており、従来の採用チャネルは、ジョブボード、広告、採用説明会、オウンドメディアが中心で、もともと母数の少ないスキル保有者については、人材紹介も利用していたようです。

しかし、「LINE Pay」「LINEほけん」「LINE証券」とビジネスが拡大することで、ポテンシャル採用から即戦力採用へと求人ニーズが変化し、ピンポイントで候補者にアプローチする必要がでてきたようです。

採用活動の中でピンポイントでアプローチするにはカルチャーフィットを重要視しなければならず、「プロダクトとしての『LINE』だけでなく、企業文化としての『LINE』を知ってから入社してもらいたいとの思いが生まれました。そのために今年の1月から新卒採用でLinkedInを使い始めました」と、導入した背景をご説明いただきました。

そして実際に、採用に必要な活動は後述するように全てLinkedIn上で行っていただいているようです。

●リサーチ:LinkedIn Talent Insights

●認知度向上: LinkedIn 広告

●魅力付け: LinkedIn企業ページ、キャリアページ

●個別コンタクト:リクルーターライセンス

 

■リクルーター自身のアカウントも充実させて関係性を構築

「他のスカウトサービスと違うのは、私自身のキャリアも公開されることです。ですので、パーソナルアカウントのコンテンツ充実も心がけています」と大川氏は話します。

また、「スカウトを受け取った候補者が私のページを訪れてLINEに入りたいと思えるようにする施策にも取り組んでいます」と続けられました。LinkedInのアーティクル機能を活用して、入社後にどんなオンボーディングサポートがあるか投稿したり、なるべく毎日投稿するように心がけています」と明かします。そうすることで、知らない人からダイレクトメッセージを受け取っても、「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらえる関係性を築いているとのことでした。

 

■従来ではコンタクトできなかった学生を採用できた

「こうした取り組みを4カ月にわたって行った結果、次のような成果が得られました。」とお話しいただきました。

●優秀なエンジニア学生がどこにいるのか判明し、まだ他の日系企業が訪れていないような地域でのオンキャンパスイベントを開催することになった。

●LINEページのフォロワー数が約5万人にまで増加

●リクルーター個人のつながりが拡大

●通常のチャネルでは絶対にたどり着けなかったであろうエンジニア学生を採用できた

 

今後は中途採用での活用方法も検討していると、LinkedInに対する期待を覗かせながら語って頂きました。

この後の質疑応答では、「ニッチで国内では見つからない人材も、世界に目を向けると見つかることがある」「国内では留学経験持っている学生のほうがLinkedInに登録していることが多く、留学経験=即戦力がある印象を持っている」という体験談も明かしていただきました。

最後に「課題もあるものの、現時点では成功していると自負しているので登壇することにしました。IT採用担当者同士で、LinkedInの効果的な使い方について情報交換していきましょう」と会場に呼びかけました。

 

Yahoo! 鈴木氏による国内ITエンジニア採用の成功事例


Yahoo!の鈴木氏からは国内ITエンジニア採用におけるポイントと成功事例を語って頂きました!

「結論から申し上げて、LinkedInにはエグゼクティブ層も含めて、いい人がいます。半年間ではありますが、経験をお話しできれば」と、率直な印象を話してくれました。

Yahoo!がLinkedInを使いはじめた背景には3つの課題を感じていたからのようです。

 

1.転職顕在層は獲得競争が激しく、採用コストが高まる一方である

2.エージェントに頼る採用が多いため、社内に採用ノウハウが貯まらない

3.従業員1人ひとりが採用に関与することで、社員のエンゲージメントをより高めたい

 

「ヤフーの社員8,500人全員が人事になってくれれば理想的だ」と思いを語っていただきました。

 

■LinkedInは潜在層にアプローチし続けるためのインフラ

鈴木氏は、「優秀な人材を定期的に採用できるスキームを作るためには、潜在層に対してアプローチする必要がある」と感じ、その手段はLinkedIn以外にないだろうと考え、活用を開始されました。実際、LinkedInには優秀な潜在層がいて、彼らと継続的に接触するためのインフラとして魅力を感じているそうです。

また、LinkedInで「会社のカルチャーを発信する」「社員の人脈を活用する」ことで、Yahoo!の全社員一丸となって採用に取り組めるプラットフォームであることも魅力に感じているとも話していました。

実際に3カ月間で「アプリケーションエンジニア」「データサイエンティスト」を複数名の採用も決定したらしく、短期間で結果が出ることも実感されたようです。

 

■LinkedInは優秀な人材をスカウトできる

実はLinkedInは鈴木氏一人だけで運用をしていたようです。当初は手探りで「どういう人が興味や反応を示してくれるのか知りたかったので、あまり深く考えず、よさそうな人のスカウト活動を続けてみました」と振り返っていただきました。

3か月の結果に対しては「ヤフーではエンジニアの採用基準が高いのですが、結果に対して、社内では驚きが広がりました」と続けます。将来の幹部候補である目利きの面接官たちからも、「LinkedInの人材はいいね」と評価が高いそうです。

 

また、一方でLinkedInを使う際の注意点についてもお話いただきました。

LinkedInはエージェントに依頼した採用よりもコストを大幅に抑えられましたが、同時に人事の業務も大きく変わったと明かします。人事側で選考プロセスを管理して、会社の魅力を伝えるなどのフォローを継続しないと、選考の途中で対象者が離脱してしまうことがあるので注意する必要があるようです。

最後に、エンジニア採用におけるポイントも紹介していただきました。

「無理にスカウトすると離れてしまいます。まだ心の準備ができていないようなら、まずは当社で活躍しているトップクラスのエンジニアと会わないかと誘ってみるなど、クッションを入れると興味を持ってもらえます」と明かされました。

ヤフー社では結果がでていることもあり、現場のエンジニアの協力も得ながら活動されているとのことでした。プロセスの改善などまだまだ課題はあるものの、LinkedInを利用した採用活動には大きな手応えを感じている様子でした。

 

座談会と個別相談会


ご登壇が終わった後に、お集まりいただいた皆様で座談会を開きました。

大川氏、鈴木氏のもとにはご利用を検討されている方から多くの質問が飛び交ってました。

 

また、実際にLinkedInを体感できるデモのスペースも用意されており、たくさんの方に体験いただきました!

さっそく第2回の開催も決定しました。こうご期待ください!

 

【次回イベント】

OMRON・Origamiダブル登壇! ITエンジニア採用の秘訣公開イベント
-2019年7月3日(水)開催-

 


もっと詳しくサービスを知りたい。自社の採用状況にLinkedInが合うのか相談したい。など、LinkedInが気になる方は是非、ご相談ください。

【LinkedIN、LeINに関する問い合わせページ】

問い合わせページ

 

▼株式会社レインエコノミックグラフ研究所(HP: http://www.lein.co.jp/ )

『LeIN(レイン)』はLinkedInオフィシャルパートナーとしてLinkedIn製品とHRコンサルティングサービスを提供し、顧客の事業成長を支援する会社です。LinkedInをはじめダイレクトリクルーティング(DR)を活用する企業を増やすことで、日本の採用マーケットにDRを普及・浸透させることをミッションとしています。特にITエンジニアの採用支援を得意としています。