エンジニアが企業選ぶ際の3つのポイント(採用選考時)

採用ノウハウ

こんにちは、レインエコノミックグラフ研究所の山口です。

先月の公開されたdodaの転職求人倍率レポートでは、エンジニアの転職求人倍率は平均で10倍を超える月もあるようで、エンジニアの採用に苦戦している人事の方は少なくないと思います。

引用:転職求人倍率レポート(2019年6月)

本記事では、エンジニアの採用のアドバイスとして、エンジニアによる企業判断のポイント(採用選考時)を紹介したいと思います。


目次
①キャリアデザイン
②企業取組の透明性
③社内ツールの利便性


①キャリアデザイン

転職活動時において給与を重視することは当然ですが、入社時の給与だけではなく、仕事内容や昇進・昇給を含む総合的なキャリアデザインを重視するエンジニアは多いです。

キャリアデザインを重視するエンジニアにとっては、下記の3つがポイントとなってきます。

1. 業務の幅
2. 評価制度
3. スキルアップ可能な環境

1. 業務の幅
エンジニアが転職する理由に多いのが、自分が行いたい業務と実際に行なっている業務に乖離があることです。 従って、「自分が行いたい業務が実際に行えるか」が、エンジニアが就職活動を行う際に一番重視している点といっても過言ではありません。 まだ自分のキャリアが明確に定まっていない候補者であれば、様々な経験を積むことができる、選択肢の多い企業を希望する可能性が高いです。 また、具体的に業務が決まっている企業であれば、その業務が候補者の希望していると明確に一致しているかを判断する必要があります。 エンジニアは常に、長期的に自分が理想とするキャリアを形成していくことができるかを考えています。 その希望が実際の業務を一致していれば、win-winな関係を築くことができると言えます。

2. 評価制度
キャリアデザインにおいて、エンジニアは長期的に自分が理想とするキャリアを形成できるかという点を重視しています。そして、そのキャリア形成を行う上で重要になってくるのが、評価制度です。自分が理想とするキャリアにおける成果を残した際に、それを正しく評価し、機会を与えてくれる環境が整っているかは、長期的キャリア形成において不可欠になります。評価制度に関しては、単に給与が上がるといったことだけではなく、任せられる責任やポジションにしっかりと反映されるかが重要です。

3. スキルアップ可能な環境
キャリアデザインにおいて重要となる3つ目のポイントは、スキルアップが可能な環境かという点です。実務によるスキル獲得とは別に、キャリア形成において必須となるスキルを身につけられる環境が提供されているかは、エンジニアが重視するポイントです。社内外でスキル習得ができる機会を提供できている企業は、その旨をしっかりとエンジニアに伝えましょう。

②企業取組の透明性

エンジニアは、企業の発信力を重視しています。近年、技術系の企業はTwitter、GitHub、勉強会など、オープンコミュニティにおいて情報を発信しています。エンジニアにおける企業イメージは、こうした場における情報から作られているといっても過言はありません。テックカンファレンスにおけるプレゼンや、Twitterなどにおける質問会など、会社の透明性が高ければ高いほど、エンジニアに透明性が高い企業であることを認識される確率が高まります。

③社内ツールの利便性

技術的環境は目まぐるしく変化しており、新しいツールを使うことができるという事実が直接スキルに繋がるため、エンジニアは最新のツールに敏感です。特にエンジニアが注視しているツールとしては、下記が挙げられます。

1. バージョン管理ツール
GitやAtomなどがメジャーなバージョン管理ツールとして有名です。未だに一昔前の「SVN」などを使用している企業は、エンジニアからは技術感度が低いと判断されてしまうと思います。海外の企業は、レジュメにGitHubのリンクをつけることが当たり前になってきています。

2.CI/CD用ソフトウェア
Continous Integration/Contiious Delivery(CI/CD)は、日本語では継続的インティグレーション/継続的デリバリーと言います。CI/CDを取り入れると、バグを発見したり、変更を自動でリリースしたりできます。技術感度が高い企業は導入率が高いため、JenkinsやCircleCIなどのツールでCI/CDを行っているか確認しているエンジニアは多いです。

3. コンテナ型仮想環境
最近頭角を表しているのが、DockerやKubernetesなどのコンテナ型仮想環境です。仮想のコンテナを用いた環境を構築することで、誰でもどこでも同じ環境で開発を行うことができます。DockerやKubernetesを導入している企業は、エンジニアからは技術感度が高いと判断されると思います。

4. クラウドサービス
最後に、Amazon Web Service(AWS)やGoogle Cloud Platform(GCP)などのクラウドサービス使用している企業は情報感度が高いことが多いです。逆に、自社の建物内にサーバーやネットワーク機器を設置・運用している企業(オンプレと呼ばれます)は、情報感度が低めと判断されます。もちろん両者にも利点・難点はありますが、クラウドサービスは加速的に進歩し、エンジニアのスキルとしても必須となりつつあるのが現状だと思います。

以上、エンジニアによる企業判断のポイントにおいて、「キャリアデザイン」「企業取組の透明性」「社内ツールの利便性」が重要であるという点を述べました。 もちろん、エンジニアによって思い描くキャリアや習得したいと思うツールに差があるのは当然なので、LinkedInのスカウトメールを送り、自社の現状を明確に伝えることができれば、企業文化にマッチする候補者からの返信率が上がると仮説を立てられます。

また、企業取組の透明性に関しても、取組の事例を自発的にLinkedInのスカウトメールに書くことで、エンジニアにより深く自社文化を分かってもらえる可能性が高まります。海外では、こうしたダイレクトリクルーティング手法は既に当たり前になってきています

日々の採用業務にぜひ取り入れてみて下さいね。

 

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