メーカーの内部に潜入!研究職と開発職って何が違うの?

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こんにちは!LeINの廣田です。

今回は、私のバックグラウンドでもあるメーカーの職種について語りたいと思います。

もともと新卒でメーカーの開発&生産技術にいましたので、得意領域(?)のご紹介をさせていただくことにワクワクしております!

ちなみに現在は人材系の業務に従事していますが、離れたとしてもメーカー大好きです。自分の手でものを作って自分達で売るというビジネスは、非常にシンプルでわかりやすく、真っ当で尊い仕事だなと誇りに思っています。最近、日本のメーカーの景気動向が揺れていたりしますが、そんなことを吹っ飛ばすくらいにかっちょいい商品を世の中に出し続けていってほしいなと思っています!!

では、メーカー潜入!

 

◆ものを作る流れに沿って部署がある。

前提ですが、製造業・メーカーは、基本的には有体物を売って利益を得ています。最近では、例えばカメラメーカーが、撮った写真をクラウド保管するといったメインストリームの副次サービスを出したり、スタートアップ企業と協業してこれまでのドメインとは全く別の無形商材をリリースしていたりもします。いろいろな事業形態はあるものの、ここでは話を簡単にするために、メーカーはモノを作って売る、ということを指すとご認識ください。

自動車、カメラ、スマホ、食器、日用品、、、皆さんの身の回りにあるものは、今日もどこかのメーカーが商品を作っています。

メーカーはものを作っているのではない。その先の愛をつくっているんだ。 by 廣田

 

ざっくりと製造業のフローを分けると以下のような流れになります。

【戦略】→【商品企画】→【開発】→【試作】→【生産】→【販売】→【修理/アフターフォロー】

これとは別枠として【品質保証】という部が必ずあります。

 

大体の会社は、この大まかなモノの流れに沿って、部署が設定されています。

 

さて、ここでクイズです。じゃじゃん。

上記の8つの部門があったとすると、新卒文系の方が配属される可能性がある部門はどこでしょう。

 

正解は、会社によって少し異なるかもしれませんが、【戦略】【商品企画】【販売】です。

戦略は、そもそもあまり新卒で配属になることは少ないかもしれませんね。経営・部長直下であることが多く、文系出身と言っても、マーケや営業から異動されてきた方で構成されることが多いかもしれません。

 

では逆に、新卒理系の方が配属される可能性がある部門はどこでしょう。

 

正解は、、、全部です。

大学時の専攻や、その人の志向・希望を考慮して配属部署が決められます。

 

ちなみに、会社によって、配属人数はまちまちです。

私の所感ですが、開発職が一番ボリュームがある会社が多いかとは思いますが、世界のトヨタは、開発と生産技術は両輪であるという信念のもと、開発職と生産技術職にほぼ同数が入社するようです。これは本当にそのとおりだなぁと体感しているのですが、優れた開発者が優れた製品を練り上げても、それを具現化する優れた生産技術者がいなければ、製品のクオリティを担保できずに量産は延び延びになってしまいます。日本のものづくりの強さは生産技術にある!と言っても良いと思っています。

すべての部署の仕事が繋がって1つの商品ができるのです

 

◆研究職と開発職って何が違うの?

さて、よくある新卒入社面接の導入質問です。

研究職と開発職の違いってなんだと思いますか?

 

先に説明したフローには、実は【研究】という単語は入っていないです。

研究職、R&D職というのは、5年先の会社の事業を創る部門のことを指します。つまり、ここ1−2年ですぐに収益化は見込めないけれども、現在のメイン事業の次の形態を先んじて探すことをミッションとして活動しています。

研究費や人材をどれだけ投資できるかは、会社のタフさを見る一つの手段です。理系新卒の皆さんは、入社面接を受ける会社が、毎年、研究費を何%確保しているのかを見ると、その会社がどれだけ先行投資に重きを置いているかの目安になりますね。

また最近は、市場の動向のスピード感に自社の研究のみでは追従できないと判断する分野においては、アカデミックとの共同研究や、スタートアップとのコラボ、またはM&Aなどによって他社からR&D機能を得るといった手法も盛んです。

 

研究職のやりがいとしては、世界の最先端技術や動向にアンテナを張りながら、自分の研究成果が新たな物事の発見につながったり、世の中に出ることに有意義さを感じている方が多いのではと思います。

製薬業界の研究職は最たるところで、生涯において1つの新薬発見があるかどうか、それに人生を賭けるといったドラマが自分の人生を通じて体現できます。尊いロマンを感じてしまいます。。。

研究職は白衣のイメージ? 実際は企業ではあまり白衣って着ないですけどね。

 

一方で、開発職はというと、製品の開発期間のスパンによりますが向こう1−3年で、製品リリースを見据えて、新製品を具現化していく部署になります。

非常に大雑把に言うと、研究にて一定成果が出たものが、開発に流れてきて具現化していく、という事になります。

とはいえ、開発初期の段階では、これ本当に数年後に上市するんかいな、というようなファジーな状態ですので、それをどうにかこうにか形にしていくのです。試作を繰り返し、検証を重ねて、商品会議に乗せることになります。

開発が手掛けるのは、基本的には数年で世の中に出すものであるため、「全案件ポシャる」ようなことがあってはならないプレッシャーがもれなく付いてきます笑

開発後期になってくると、それをどう量産していくのか、ということも考えながら、生産技術や工場の人に橋渡しをしていきます。

 

開発職のやりがいとしては、やはり、自分の製品が世の中に出る、という1点に尽きるのではないでしょうか。特にtoCの製品だと、一般消費者の顔が見えるため、自分の仕事が世の中に繋がっているというのが分かりやすいかもしれませんね。

開発も佳境に入ると、多部署との連携や納期遵守やらで、デスクはいつもごった返します。(私だけ?)

 

いかがでしたでしょうか。

メーカーの各部門の役割は多岐に渡ります。文系の方からすると、研究も開発も大差なくない?と思えるかもしれませんが、本人のモチベーションがどこにあるかによって、研究職向きか開発職向きかは大きく異なります。また、製品が特殊であれば、その具現化のフェーズによって、研究→開発→生産と、発明者が製品とともに異動することもあったりします。

メーカーに親近感が湧いた!という声があったなら幸いです。

 

それではまた!