【イベントレポート】LinkedIn上での人事のパーソナルブランディング/LinkedInの魅力や投稿する内容について語っていただきました!

LinkedIn採用

 

LinkedIn(リンクトイン)上でインフルエンサー人事として活躍されているLayerX社の石黒氏、FreakOut社の前平氏、住友重機械工業社の廣瀬氏、そしてリンクトインジャパン社の早瀬氏をお迎えして、人事のパーソナルブランディングについて語っていただくイベントを開催いたしました(2020年11月20日実施)。

採用活動においてSNSを利用する企業が増えてきた中で、人事個人がファン作りをし、採用力を高める動きが求められるようになってきています。また今年はコロナウイルスの影響もあり、オンライン上での採用活動、ブランディングというものが必要だと感じた人事の方も多いと思います。人事としてLinkedInをどう活用すべきなのか、なにを投稿すべきなのかなど、いくつかのテーマに沿ってゲストスピーカーの方々にお話しいただきました。

LinkedInとは…(早瀬氏より)

「世界で働くすべての人のために、経済的なチャンスを作り出す」というビジョンのもと運用されている世界最大のビジネス特化型ソーシャルプラットフォームで、200か国以上、7億2200万人(イベント時)が登録している。LinkedInに登録している55%の人は現時点で転職活動をしていないという統計もあるため、人事として登録者にアプローチする際には、どうやって自社のことを知ってもらうかというマーケティングの要素が必要になる。スカウトを送った際に、必ず人事のプロフィールは登録者に確認されるため、採用担当者のプロフィールは大事な広告塔になっていると言える、とのことでした。

お題①:たくさんあるSNSの中で、LinkedInの価値や特徴、面白さとは?

石黒氏

LinkedInを使っていて感じるのは、ビズリーチやWantedlyよりも登録者が多いため、意外と多くの人が見ているということ。例えばTwitterだと登録者の温度感が高いため、知り合いかよく分からない人からも連絡がくるということがあるが、LinkedInは良い意味でビジネスの付き合いができる。またLinkedInを活用できている人がまだまだ少ないため、新しいマーケットで勝負できるという点はよいのではないだろうか。

廣瀬氏

自分のコミュニティでは出会えない人と出会えることが良いところ。社外からのフィードバックを得られることで、普段では気づかないことに気づけ、ビジネスに振り切っているからこそ、楽に話すことができる。Facebookではプライベートの投稿をすると、使い分けをするようになった。

前平氏

アカウントは数年前から持っていたが、活用するようになったのは半年前で、採用競合の企業がこぞってLinkedInを使用しているのを知り、使ってみようと思った。ビジネスという共通の話題をもとに、つながりがない方からの反応がもらえるところが良い点だと思っている。

 

お三方ともLinkedInはビジネスの付き合いとして活用し、ビジネスに振り切っているからこそ楽な付き合いができる点や自分のつながりがない方と話すことができる点をメリットとして挙げてくださいました。またプライベートな投稿はFacebookにするといったように、うまく使い分けをしているという話も出ていました。

 

お題②:LinkedInで何を投稿すればよいのか?

この話題はお三方とも共通して、

「迷っているならまずは投稿する」「投稿を続けていくことが大切」

だというお話をされていました。

 

石黒氏

LinkedInで炎上しているところ、誰かのことを批判しているのを見たことがない。誰も見ていないと思って、会社の写真1枚でもよいから、投稿することが大切だと思う。面白いか面白くないかは後からついてくる。

廣瀬氏

会社の名前が出ているため、最初は投稿するのが怖かったが、いまはニュースや記事を読んで思ったこと、自分の見解を備忘録みたいな感じで毎日投稿している。何を投稿したらよいのか、ということを投稿してしまうのもよいのではないか。

前平氏

立派なことを書く必要はないし、書こうとしなくてよい。いまは通勤の時間を使って投稿すると決めており、習慣化している。

早瀬氏

皆さんが楽しいように継続して行っていただくのが一番。自分は本を読むことが好きなため、おすすめの本について投稿している

 

悩んで投稿したものでいいね!がつかず、思い立って投稿したもので多くのいいね!がつくこともあるようで、迷うなら投稿する、それを続けていくというが大事だとお話しされていました。

 

お題③:投稿する中で意識していることや気をつけていることは?

前平氏
良くも悪くもパーソナルブランディングがコーポレートブランディングにつながることもあるため、投稿した結果、会社のイメージとしてどうなるのかは考えている。リアクションがつくことは嬉しいものの、リアクションがつくことが目的にならないようにしている。

早瀬氏

たくさんの求人投稿が流れているもので、目がつくものは楽しく働いているのが見える投稿だと思う。

廣瀬氏

良い意味で違和感を作るような投稿をしている。会社に共感できる部分はそのまま発信するが、会社として変革が求められている部分もあるので、そのためには多様な人材を受け入れる必要があるため、これまでの伝統に少し違和感を与えられるような存在でありたいと思っている。また投稿するときは会社としての見解なのか、自分の意見なのか、主語をしっかり示すようにしている。

石黒氏

世の中の流れからずれていないか、フェイクじゃないのか、発信する情報には気をつけている。息を吸っているくらいの感じで投稿するようにしている。モチベーションについて真面目に考えると、社員に向けて発信をしている部分もある。自分の投稿を見てもらうことで、社員が会社が向かう方向を理解したり、ここまで発信して良いんだという安心感を与えたりしているところもあると思う。

 

お題④:これからLinkedInを始める方へのアドバイス

石黒氏

人事や広報の方なら、明確に目標をもって発信する。ナンバーワンでもオンリーワンでもよいので、目標、ターゲットを決めて発信をしていくのが良いと思う。例えばCTOは世の中に少ないので、CTOを人事や広報がプロデュースしていくというのも良いのではないか。まずは3か月、半年続けてみるのはどうでしょうか。

廣瀬氏

LinkedInはこれから必ず伸びるものなので、いま初めておいて損はないと思う。自分の投稿についてLinkedInの編集部が拾ってくれて、拡散するということもある。まずは気軽に初めてみるのがよいと思う。

前平氏

やってみないと始まらないので、このイベントをきっかけにまず初めてみるのが良いと思う。立派なものを書こうと思わなくて良い。最初はリアクションがつかなくて当たり前で、投稿することを習慣にする。ある程度、投稿が蓄積してきたら、影響力ある人にアプローチしにいくというのがよいのかなと思う。

早瀬氏

まずはつながりを作る。ビジネスを一緒にやった人や学校が一緒だった人を探して、つながりを作る。そして、採用活動をしている人はプロフィールを充実させて、候補者の方のエンゲージを高めるというものに使ってもらえたらと思う。

 

イベントの中では、ある種、筋トレのように投稿することを習慣化してしまうことが大切だという話も出ており、考える前にまずは投稿してみる、採用担当者の場合は候補者がプロフィールを見ているため、プロフィールを魅力的にするのも大事だというお話をしていました。

LinkedIn含めたSNS上での発信は、最初の一歩さえ踏み出せればきっとその面白さ、価値が分かるはず。イベント開催後に早速に投稿されていた方もいて運営一同、喜びました。皆さんの投稿を楽しみにしています!


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