はじめまして、レインエコノミックグラフ研究所の山本です。
人事の皆さま。
ダイレクトリクルーティング、上手くいっていますか?
本記事では徐々に日本市場に浸透してきている「攻め」の採用手法である
ダイレクトリクルーティングについて、あらためて解説していきます。
目次
①ダイレクトリクルーティングとは
②ダイレクトリクルーティングのメリット
③ダイレクトリクルーティング成功のための3つのポイント
④ダイレクトリクルーティングに適した採用ツール「LinkedIn」
①ダイレクトリクルーティングとは
ダイレクトリクルーティングとは、企業の経営者・人事採用担当者が
求める人材を自ら探して・アプローチする採用手法のことです。
これまでは求人広告や人材紹介サービスを利用して、求職者を探してもらういわゆる「待ち」の手法が一般的でした。しかし、近年、採用市場がますます激化するなかで、従来の待ちの採用だけでは採用活動に限界がでてきます。
これは多くの採用担当者が感じられていることではないでしょうか。
そんな中で今、徐々に「攻め」の採用手法としてダイレクトリクルーティングが
注目されています。
②ダイレクトリクルーティングのメリット
ダイレクトリクルーティングには以下3つのメリットがあります。
A. 採用コストが抑えられる
従来の求人紹介サービスだと求人広告費用、採用決定後の報酬等、数十~数百万円ほどの高額な費用が都度発生しますが、スカウトメール型のサービスであれば相対的に費用を抑えられるケースがあります。
B. 採用決定率を高めやすい
企業が直接候補者を探して・アプローチすることによって、求職者に対して自社の魅力や風土、入社後のキャリアパスや候補者への期待などの情報を直接伝えることができ、志望意欲を高めることができます。転職エージェントを介することで発生する情報伝達の齟齬を防ぐことができます。
C. 企業の採用力を高めることができる
ダイレクトリクルーティングは企業が主体となって採用活動を進めていくものです。
その中で、自社の強み・弱み、ペルソナ設計、採用市場分析などを主体的に行うことで自社の採用力を高めることに繋がります。
③ダイレクトリクルーティング成功のための3つのポイント
ダイレクトリクルーティングを成功させるには3つのポイントがあります。
A. 転職顕在層・潜在層の両方アプローチできること
昨今の売り手市場において、転職顕在層の採用難易度は非常に高くなっています。また、転職顕在層はエージェントを活用することも多く、他社との採用競争に巻き込まれてしまう可能性が高くなります。
転職顕在層だけではなく、いかに転職潜在層にアプローチできるかが重要です。
リファーラル採用が昨今注目を集めているのも、転職潜在層の人材に自社社員経由でアプローチできるためです。
B. 転職潜在層に対する情報発信を行えること
転職潜在層に対して自社の情報を発信することで自社のことを認知させ、転職顕在層になる前に自社のファンになってもらうことが重要です。そうすることで、転職活動を始める際に候補者のなかで最初から転職先の有力候補となれるだけではなく、場合によっては自社だけ応募してもらうということも不可能ではありません。
C. 転職潜在層に対して直接コンタクトが取れること
転職潜在層は転職活動を行っていないため、採用担当が直接コンタクトを取るのは基本的に難しい場合が多いです。逆にいうと、転職潜在層にコンタクトが取れれば、それだけで他社よりもアドバンテージを得ることができます。
直接コンタクトを取ることができれば、自社の魅力を伝え、転職意欲を顕在化させる機会を得ることができます。
④ダイレクトリクルーティングに適した採用ツール「LinkedIn」
こちらの記事でも紹介しているように、LinkedInはダイレクトリクルーティングにおいて有効な採用ツールとして昨今注目を集めています。LinkedInと聞くと、個人のビジネスSNSとイメージされる方が多いかと思いますが、実は採用においても非常に効果的に使うことができるんです。
ダイレクトリクルーティングに必要な3つのポイントをLinkedIn上ですべて行うことができます。
また、以下のような特徴もあります。
・『登録者が多い』世界で6億人が登録している。日本国内は200万人ほどだが、それでも有名スカウトサイトよりも多い。
・『返信率が高い』スカウト返信率は15%-20%。高い企業だと50%を超える。(※2)大規模な人材DBであるものの、日本ではまだ認知度が低くブルーオーシャンである。
・『コスパが良い』最小コストが年間約100万円。成功報酬がないため、年1名採用できれば紹介会社よりもお得。
「本当は自社でやりたいけど、人手が足りなくて今すぐは無理!」
こんな課題をお持ちの方がいらっしゃれば、是非一度ご相談ください。
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もっと詳しくサービスを知りたい。自社の採用状況にLinkedInが合うのか相談したい。など、LinkedInが気になる方は是非、ご相談ください。
【LinkedIN、LeINに関する問い合わせページ】
▼株式会社レインエコノミックグラフ研究所(HP: http://www.lein.co.jp/ )
『LeIN(レイン)』はLinkedInオフィシャルパートナーとしてLinkedIn製品とHRコンサルティングサービスを提供し、顧客の事業成長を支援する会社です。LinkedInをはじめダイレクトリクルーティング(DR)を活用する企業を増やすことで、日本の採用マーケットにDRを普及・浸透させることをミッションとしています。特にITエンジニアの採用支援を得意としています。