【採用担当者の基本】”採用ブランディング” ってなんだっけ?

【採用担当者の基本】”採用ブランディング” ってなんだっけ? 採用ノウハウ

はじめまして、レインエコノミックグラフ研究所の山本です。

突然ですが、採用担当者の皆さん。

採用ブランディング、できていますか?

近年、採用市場がますます激化するなかで、採用ブランディングが注目されています。

この記事をご覧になられている方は、できている・できていない・興味がある等、様々かと思います。採用ブランディングと聞くと難しく聞こえますが、今回はそんな皆様に採用ブランディングの概要・メリット・方法についてご紹介します。

是非、参考にしてみてくださいね。


【目次】
①採用ブランディングとは
②採用ブランディングのメリット
③採用ブランディングの方法
④まとめ


①採用ブランディングとは

採用ブランディングとは、採用において自社をブランド化する手法のことです。

採用におけるブランドとは、「自社と他社を差別化させるもの」といえます。

そして、ブランディングとは、ブランドを形作るための様々な活動を指して使われる言葉です。例えば、日用品を販売するメーカーであれば、芸能人を起用してテレビCMを放送したり、スマホが普及してからはSNSを使った活動で様々なチャネルからブランドの認知を広げていますね。

つまり採用ブランディングとは、「求職者」に対して「自社の魅力」を発信して、自社の認知向上他社との差別化応募者を獲得するための活動のことを指しています。

②採用ブランディングのメリット
企業が採用ブランディングを行うメリットは以下の4点があります。

A.候補者とのマッチ度が高まる
B.採用コストを抑えられる
C.競合企業との獲得競争が発生しない
D.応募者数の増加

A.候補者とのマッチ度が高まる
自社の様々な情報を発信することで候補者の企業に対する理解度が深まるので、マッチ度を高めることができます。
また、企業と候補者が双方にマッチングすることで早期離職の抑止にもなります。

B.採用コストを抑えられる
採用ブランディングが成功すると、求職者が自ら応募してくる状況を作ることができます。つまり、求人媒体やエージェントに使うコストを削減することができます。

C.競合企業との獲得競争を抑制する
採用ブランディングによって、求職者に対して競合企業との違いを発信することができます。ブランド構築に成功すると、競合企業の中の1社ではなく、1企業として求職者に認知をしてもらうことが可能になります。 従って、競合企業との獲得競争を回避することができます。

D.応募者数の増加
先述したように採用ブランディングに取組むことで、企業の認知度を高めることができます。また、自社の魅力を発信することで、求職者に対して「この会社で働きたい」と思ってもらえるので応募者数を増加に繋がる可能性があります。

③採用ブランディングの方法
ここでは採用ブランディングの方法についてご案内します。
方法は至ってシンプルで、「誰に」「何を」「どうやって」伝えるか、これだけなんです。

誰に:欲しい人材の選定(ターゲティング)
採用活動において、KPIの設定を「欲しい人材の一定数の獲得」にしていることが多いと思います。一方で、「採用の中で応募数が少ない=KPIが達成できない(獲得目標に達しない)」、こんな考え方になっていることはありませんか?

しかし、KPIは欲しい人材の獲得なので、応募数を闇雲に集めるのではなく、深く狭く、ターゲットを選定することが大切です。欲しい人材は誰なのか、そもそも何のために採用をするのか、ドリルダウンしてターゲットを明確化することで、配信する内容・伝え方の戦略が変わるので、採用ターゲット(≓ブランド構築対象者)をしっかりと考えることが重要です。

何を:ターゲットに伝える内容
「誰に」伝えるかが決定したら、次は「何を」伝えるかを考えていきましょう。
そのために、まずは自社の魅力は何なのかを考えていく必要があります。

ここでは、実際に配属される部門の協力を仰ぎながら、いくつか項目立ててアンケートを実施しても良いでしょう。例えば、仕事の成果の見えやすさや働きがいについて調査をしてみると、具体的なメッセージが作りやすいです。

どうやって:ターゲットに伝える方法
「誰に」「何を」伝えるかが決まったら、最後にどうやって情報発信をしていくかを
チャネルとコンテンツに分けて考えましょう。具体的には以下の方法があります。

<チャネル>
自社ブログ
SNS
会社説明会
イベント

<コンテンツ>
テキスト
画像
動画

例えばSNSであれば、画像だけではなく、動画を使うと伝える情報量が増えるため、コンテンツとしてより有効であると言われています。

ターゲットによって、使用するチャネルとコンテンツを使いわけることで、情報発信の手法を変えることが重要です。

④まとめ
本記事では採用ブランディングの概要・メリット・方法についてご紹介しました。
採用市場が激化している中で、競合他社との優位性を確保するために、取り組む価値は十分あると思います。
是非、始めてみてくださいね。

 

おすすめの採用ブランディングツール


ブランディング活動において、SNSは重要なブランド構築チャネルとなっていますが、採用においても採用担当者の間で密かに人気が出てきている、「LinkedIn」というビジネスSNSがあります。LinkedInでは、自社コンテンツを配信することで自社に興味をもってくれる人材DBを構築し、そのDBに対してスカウトを打つことで効果的なダイレクト採用を行うことができます。

人材採用にお困りの人事の方は、一度活用してみてはいかがでしょうか。

お問合せはこちらまで

もっと詳しくサービスを知りたい。自社の採用状況にLinkedInが合うのか相談したい。など、LinkedInが気になる方は是非、ご相談ください。

【LinkedIN、LeINに関する問い合わせページ】

問い合わせページ

 

▼株式会社レインエコノミックグラフ研究所(HP: http://www.lein.co.jp/

『LeIN(レイン)』はLinkedInオフィシャルパートナーとしてLinkedIn製品とHRコンサルティングサービスを提供し、顧客の事業成長を支援する会社です。LinkedInをはじめダイレクトリクルーティング(DR)を活用する企業を増やすことで、日本の採用マーケットにDRを普及・浸透させることをミッションとしています。特にITエンジニアの採用支援を得意としています。