なぜ日本でLinkedinが流行らないか?

なぜ日本でLinkedinが流行らないか? リンクトイン活用

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株式会社レインはLinkedInのビジネスパートナーをしています。まず最初に、私はLinkedInがとても好きです。日本でもっと流行ってほしいという思いでビジネスパートナーやLinkedInラーニング講師をしています。

LinkedInは年々メンバー数は増えているものの爆発的な増加はなく、国内での知名度がなかなか上がりません。母にLinkedInシールをあげたら「コンビニに売ってるね」と言われたくらいです。

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惜しい。

※「そもそもLinkedInって何?」の方は、こちらの記事をご覧ください。

LinkedIn採用早わかりガイド

「手っ取り早くLinkedInのまとまった情報が欲しい」という方は、「LinkedIn採用早わかり資料」がおすすめです。LinkedInパートナーのLinkedIn運用実績がある株式会社レインが、LinkedInの機能とLinkedInを用いた採用事例をまとめています。

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LinkedIn概要

LinkedInは世界7.4億人が登録するビジネス特化型のSNSで、メンバーが仕事やキャリアに関する情報を取得したり交換する場として利用しています。間違いなく世界最大のビジネスSNSです。2003年にリリースされていて、今はマイクロソフトに買収されています。日本でのユーザー数は280万人くらいです。※2021年5月時点。

日本ではFacebookがLinkedInのかわりにビジネス交流の場になっていますが、LinkedInならではの絶対的価値があるんです。

LinkedInの絶対的価値=職歴の記載があること。

LinkedInは実名と職歴(学歴)を公開した状態でプロフィールを作成し、ビジネスの情報交換したりコミュニティでの交流を楽しむSNSです。しかも国境を越えて世界中のメンバーと交流できます。アメリカでは学生のうちから就職活動のために利用されています。(16歳以上は誰でもプロフィールが作成できます)まさにビジネスSNSのど真ん中!

こんなにすごいSNSなのに何故日本では流行らないのでしょうか…。私は個人では約8年前にプロフィールを作成し、法人利用では約3年運用しています。その中で感じた「流行らない理由」についてまとめてみました。

流行らない理由1:英語への抵抗

仕事柄 毎日個人プロフィールを沢山閲覧していますが、気が付いたのが ”日本人が英語でプロフィールを書いている” ということです。私がプロフィールを作成した8年前は、日本人の登録はバイリンガルで海外と交流のある方の登録が中心でしたので皆さん自然と英語でプロフィールを作成していたのだと思います。そういった背景からいつのまにか「LinkedInプロフィールは英語で書くべき」「英語が得意な人が活用するSNS」というルールとイメージが出来上がったのではと推測します。
あまり知られていませんが、LinkedInは日本語とそれ以外の言語…複数言語でプロフィールは作成することができ、相手の言語によって表示が変わる仕様になっています。

パッと読んでスッと頭に入るのは第一カ国語です。是非日本語でのプロフィールを作成しましょう!!※海外の方と交流したい方は複数言語で作成することをお勧めします。

流行らない理由2:日本での活用事例が少ない

LinkedInを始めた時に感じたのが、情報が少ないSNSだということです。そして古い情報や誤解のある情報がたくさん出回っていました。SNSまとめサイトでも、Facebook,Twitter,Instagramの3本セットは確実に掲載されますが、LinkedInはスルーされます。私がLinkedIn認定講師をしたりLinkedIn関連の記事を書くきっかけになったのがこういった理由です。

LinkedIn公式ページでも英語サイトの方が圧倒的に情報量が多いです。例えば英語サイトには、最新のメンバーシップ数の情報が載っていたり、ニュースも山盛り投稿されています。

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▼対して日本のサイトは辿り着くのが大変で、1ページ構成。そしてページ内リンクは英語サイトやLinkedInのSNSサイトに飛ばされます。ぴえん。

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でも昔はなかったので、日本語ページができたのは嬉しいです!

—日本でLinkedInを盛り上げるために、私も微力ながら情報を発信し続けて、有用な活用事例を共有していきたいと思います。

流行らない理由3:日本人の気質に合わない

日本人はシャイです。顔出しをして個人でビジネス情報の発信をすることに抵抗がある方は多いと思います。私も自己主張やディスカッションが本当に苦手で「こんなことしたよ」は発信できますが、「こう思います」の発信は恐怖です。書いたり消したりを何往復かして、1つ投稿するためにかなり時間がかかってしまいます。。

参加しているLinkedInグループにおいても、海外の方が多いグループはディスカッションが盛り上がりますが、日本人のみのグループは控えめですね。

しかし一方で、twitterでは実名登録で意見を書いている方が結構いますので、「1.英語への抵抗」と「2.活用事例が少ない」の方が大きな理由なのかもしれません。

まとめ

最近は国内のLinkedInインフルエンサーも増え、著名な方が投稿していて盛り上がっています。ビジネス上の情報収集にも役立つと思いますので、まだ利用していない方は是非登録してみてください。日本の文化にあった心地よい距離感で運用されるようになる日も近いと思っています。

私個人はもっとカジュアルに投稿できる雰囲気づくりをしたいので「LinkedInをカジュアルに」を掲げてLinkedInを盛り上げていきます!

以上、LinkedInが日本で流行らない3つの理由でした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。参考になった方は「すき」してくれると嬉しいです。

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