Laravel

この記事はLaravelについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Laravel」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つLaravelの知識を解説しています。

1分で分かる!Laravelとは?

すけてジャバ―ド先生~!

どうしたの?ことりん君?

イノシシさんが!イノシシさんがぁぁぁぁぁ!!

イノシシさんがどうしたの?

イノシシさん、やっぱりプログラミングも猪突猛進みたいだよ!!

どういうこと?

イノシシさんね、いまPHPでWebアプリケーションをつくってるみたいなんだ!!

そうなんだね。ことりん君が困ってるっていうことは、あんまりうまくいってないの??

ん~そういうわけじゃないんだけどね。なんか聞いた話によると、イノシシさんってWebアプリケーションによくありがちな機能も全部ゼロから開発しちゃうんだって。なんか色々考えるよりプログラミングしちゃったほうが速いっていうタイプらしくて!!

なるほど、猪突猛進だね…。たしかにもう少し改善できそうな気がするね。

そういえば、ジャバ―ド先生、この前Vue.jsについて教えてくれたよね?PHPであーいう、良い感じのやつないのかなぁ??

あぁ、フレームワークだね?そうだな…。最近だとLaravel(ララベル)がオススメだね。

お、やっぱりあるんだね!Laravelってどういうやつ??

PHPってフレームワークがとっても多いんだ。具体的には、Laravel、CakePHP、Symphony、CodeIgniter、Zend Framework、Fuel PHP、Slim、Flight、Silex、Phalcon、それからそれから…

ジャバ―ド先生!もうお腹いっぱい!!PHPのフレームワークってそんなにたくさんあるんだね?

そうなんだ。フレームワークってその時々で流行みたいなものがあるんだよ。「このフレームワークいいらしいよ!」ってのがでると一気にシェアを奪うんだけど、また新しくて良いフレームワークがでると、みんなサクッとそっちのファンになっちゃう感じだね。

エンジニアさんって浮気性なんだね…。

浮気性ではないと思うけど、新しいものが好きな人は多いかもね!特に後発のフレームワークは、既存のフレームワークの弱いところを強化していたりするんだ。だから、エンジニアさんのこと、浮気性じゃなくって合理的って呼んであげてね!

たしかに便利な方を使うに越したことはないもんね!

そうそう!あ、それでたくさんあるPHPのフレームワークの中でも、Laravelはダントツの人気なんだよ!イノシシさんもきっと気に入るんじゃないかな!

ジャバ―ド先生ありがとう!ちょっとボクが猪突猛進止めてくるよ!

無理しないでね!

Laravelとは?採用に役立つLaravelの基礎知識

LaravelはPHPのフレームワークの1つです。現在、数あるPHPのフレームワークの中でも、圧倒的なシェアを誇っています。Laravelが人気を集めている理由はさまざまありますが、代表的な特徴は以下の通りです。

  • 学習コストが低い
  • 機能が豊富
  • 開発自体が楽になる仕組みが導入されている

前述したようにPHPのフレームワークは次から次へと生まれています。そのような中で「エンジニアが楽にマスターできるか」という点は非常に重要なポイントになります。なぜなら、マスターに時間がかかるフレームワークはエンジニアが嫌うからです。

また、Laravelは機能が豊富であり、Webアプリケーション開発に必要な機能が数多く実装されています。たとえば、認証や認可といったセキュリティ関連の機能、データベースを容易に扱うことができる機能などです。

さらに、コマンド(僅か数文字の文字列)で、開発に必要ないくつかのファイルを一気に作成できるなど、開発生産性を向上する仕組みも導入されています。

Laravelを使うエンジニア

Laravelは、PHPのフレームワークということで、サーバーサイド(バックエンド)エンジニアがよく使います。

※ 内部リンク:サーバーサイド(バックエンド)エンジニア

Laravelを使うエンジニアの特徴と在籍業界

PHPを使うエンジニアであれば、Laravelは使ったことがある、あるいは知っているというエンジニアが多いです。それほどまでにスタンダードなフレームワークとなっています。やや主観が入りますが、PHPで新規開発を行う場合、特別な制約がない限りはLaravelを採用するケースが70%以上はあるのではないでしょうか。

なお、在籍業界としてはWebアプリケーションを開発するWeb業界が中心となります。また、SIer業界にも在籍しています。

Laravelを使うエンジニアを採用する時に知っておくとよいこと

Laravelの経験者が見つからない場合

Laravelの経験者を探しているにも関わらず、なかなか候補者が見つからない事もあるかと思います。そのような場合は、候補の枠を広げることができないか確認しましょう。前述したようにPHPのフレームワークはさまざまなものがあります。それぞれ機能やプログラミングの方法は異なるものの、類似している部分も少なくありません。また、概念体な部分についても同様に、似ているものもあります。

Laravelは学習コストが低いという特徴もあるため、PHPで何らかのフレームワークを用いた開発経験があれば、キャッチアップにあまり時間はかからない可能性も高いでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

豆知識

Laravelを採用している企業やサービス 

Laravelを採用している企業、あるいはサービスはとてもたくさんあります。ここでは一例をご紹介しておきます。

楽天グループ株式会社

楽天グループ株式会社が提供している楽天アフィリエイトというプロダクトでは、Laravelを採用しています。このシステムは、性質上かなりのアクセスが発生するようですが、問題なくLaravelで処理できていることからも、大規模システムにも適していることが伺えます。

株式会社EPARKグルメ

グルメサイト、店舗順番待ちシステムなどを手がけるEPARKグルメも、PHPのフレームワークとしてLaravelを採用しています。EPARKの会員数は3,000万人を突破していることからも、同システムに対しても相当のアクセスがあるものと予測できます。それにも関わらず、問題なく稼働していることからもLaravelの性能の高さが分かります。

Laravel関連のイベント 

年に1回、Laravel JP Conferenceという大規模なイベントが開催されています。
※ここ最近はコロナ禍のため、残念ながら開催見送りとなっているようです。

Laravel JP Conference 2019:https://conference2019.laravel.jp/
Laravel JP Conference 公式Twitter:https://twitter.com/laraveljpcon

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