UiPath

この記事はUiPathについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「UiPath」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つUiPathの知識を解説しています。

1分で分かる!UiPathとは?

ジャバード先生、助けて!

こんにちは、ことりん君!今日はどうしたの??

このまえ、リンゴ銀行さんのことでRPAについて教えてもらったじゃん?

あぁ、社員さんが辞めてしまって伝票入力の要員に困っていた件だよね。その後どうなったの?

あの後、リンゴ銀行さんにRPAについて教えたらとっても喜んでくれたんだ!でね、実際にRPAの導入をすすめることになったみたい!

お、それは良かったね。じゃあ今日困っていることって何なの?

実はリンゴ銀行さんからおすすめのRPAツールを教えてほしいと言われてしまってさ…。ボクはRPAのこと詳しくしらないから困ってるんだ…。

あぁ、そういうことだね。

そうなんだ。ジャバード先生は、何かおすすめのRPAツールを知らない?

そういうことなら、UiPath (ユーアイパス)がいいんじゃないかな?

UiPath??

そう。UiPathっていうのはUiPath社が開発・販売しているRPAツールだよ。

UiPath社っていうのは日本の会社?

いや、UiPathはルーマニアで創業した会社だよ。現在はアメリカのニューヨークに本社を移転しているけどね。

あぁ、グローバルな会社なんだね。ジャバード先生がおすすめってことは、RPAツールとしては結構有名なのかな?

そうだね。UiPath社の「UiPath」は、日本市場はもちろん、世界市場でもトップシェアを獲得しているツールなんだよ。

おぉ、それはすごいね!

そうそう。ユーザーは世界で75万人以上もいるし、アメリカのトップ企業であるFortune10にランクインしている10社のうち、8社はUiPathのユーザーなんだ。

10社中8社!!でも、すごいのはわかったんだけどさ、なんでそんなにUiPathが支持されているの?

そうだね。理由はいろいろとあるんだけど、まずはたくさんのアプリケーションやWebブラウザに対応しているところだね。

たくさんのアプリケーションやWebブラウザ?

RPAって、人間がやっているアプリケーションの操作を自動化するものなんだ。だから、対応しているアプリケーションやWebブラウザが多いということは、自動化できる業務も多いということなんだ。

あぁ、そういうことか!対応しているアプリケーションが少ないと、RPAで置き換えることができない業務も増えちゃうもんね。

そのとおり!あとは直観的で使いやすい操作性とか、さまざまな規模に対応できるという点もUiPathの特徴といえるね。

わかりやすい操作っていうのはユーザーは嬉しいよね!規模もスモールスタートではじまり、徐々に拡大していくことができるのは、企業にとってはありがたいポイントだね!

あと、UiPathにはレコーディング機能っていう強力な機能があるんだ。

それはどんな機能?

他のRPAツールは業務を1つひとつツールに落とし込んでいく必要があるんだけど、これが結構大変なんだ。UiPathのレコーディング機能は、通常の操作を記録 (レコーディング)すると、以降は対象の操作を自動化できるというわけなんだ。

それはすごいね!たしかにUiPathなら間違いなさそう!じゃあリンゴ銀行さんには、UiPathをおすすめしてみるよ!

そうしてみて!気に入ってくれるといいね!

UiPathとは?採用に役立つ基礎知識

UiPathとは、UiPath社が開発・販売しているRPAツールです。豊富な機能や直感的なUIが特徴であり、日本はもちろん、世界でもトップシェアを獲得しています。

参考:UiPath社が、ITRの調査レポートで国内RPA市場シェア1位を4年連続で獲得

現在、RPAツールは注目されている技術の1つであり、さまざまな調査会社が市場の調査などを行っていますが、UiPathは何れの調査でも高い評価を獲得しています。

UiPathに関連するエンジニア

UiPathに関連するエンジニアとしては、RPAエンジニアという職種があります。RPAエンジニアは、エンジニアという職種の1つではありますが、プログラミング自体はあまり行いません。

RPAエンジニアは、ソフトウェア型ロボットの設計、構築や運用などが主な業務となります。

UiPathに関連するエンジニアの特徴と在籍業界

UiPathに関連するエンジニアは、前述したとおり業務をロボットに置き換えるというのが主な業務です。そのため、業務を分解することに長けているという特徴があります。

なお、UiPathはさまざまな企業が、コンサルティング、導入、運用といったサービスを提供しています。その中でも、UiPathに関連するエンジニアはSIer業界に多く在籍しています。

採用する時に知っておくとよいこと

RPAは魔法のツールではない

先進国の中でも、日本は生産性が低いと言われています。そのような状況もあり、RPAによって爆発的に生産性を向上したという事例が多くあります。ただ、RPAは魔法のツールではないことに注意が必要です。なぜなら、RPAで置き換えを行うことが、必ずしも最適な方法ではないことがあるからです。

そのため、RPAを導入する際は、対象となる業務について、RPAで置き換えるべきなのか、システム化すべきなのか、あるいは業務自体を見直すのかといった判断を行うことが重要となります。なお、このような業務は、RPAエンジニアの中でも、RPAコンサルタントという職種のエンジニアが担当します。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

UiPathの豆知識

UiPathを導入している企業

UiPathは、さまざまな企業に導入されており、多くの効果を生み出しています。UiPath社自身も、導入事例を公開していますが、そこからいくつか紹介します。

UiPath関連の資格

UiPathに関連する資格としては、UiPath Certified Professionalというものがあります。UiPath Certified Professionalでは、UiPathに関する知識やスキルが問われます。この資格は以下の2つの試験で構成されています。

UiPath関連のイベント 

UiPathに関するイベントとしては、UiPath AI EXPOというものがあります。2021年に開催された当イベントでは、二日間にわたりさまざまなセッションが行われました。

そのほかにも、UiPath社は様々な企業と協賛イベントを開催しています。

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