Django

この記事はDjangoについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Django」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つDjangoの知識を解説しています。

1分で分かる!Djangoとは?

ジャバ―ド先生!助けて~!!

ことりん君、今日はどうしたの?

パンダさんがすごい勢いで話してて「じゃんご」がどうのこうの言われちゃってさ…。パンダさんは何かを頼んでたみたいなんだよね。でもボクはよくわからないまま、勢いに押されてとりあえずOKしちゃったんだ…。

らら…。それは困ったね…。

そうなんだ…。ボク、自慢じゃないけど「じゃんご」って言われても、スターウォーズのジャンゴ・フェットくらいしか知らないよ…。でも、まさかパンダさんがジャンゴ・フェット連れて来いっていう訳ないよね…。

たぶん違うだろうね…。パンダさんスターウォーズ見てなさそうだし…。あ、そういえばパンダさんってPythonでシステム作ってなかった??

あ、そうそう!その通り!ジャバ―ド先生よく覚えているね!でも、Pythonがどうしたの??

もしかしてパンダさんが言っている「じゃんご」って、Pythonの「Django」っていうフレームワークのことじゃないかな?

Pythonってそんなフレームワークがあるの?どんなやつ??

他のプログラミング言語同様にPythonにもいくつかのフレームワークがあるんだ。その中でも、DjangoはFlaskっていうフレームワークと人気を二分しているんだよ。

なるほど。DjangoってPythonでも人気があるフレームワークなんだね!

そういうこと!たぶん、パンダさんはPythonでのシステムを開発にDjangoを採用しているんじゃないかな?それで、もしかしたら今回のお願いってDjangoができるエンジニアをことりん君に探して欲しかったのかもしれないね!

あぁ!そういうことか!じゃあPythonができてDjangoの開発経験があるエンジニアを探して、パンダさんに紹介してみるよ!ジャバ―ド先生ありがとう!

はーい!またおいで!

Djangoとは?採用に役立つDjangoの基礎知識

Djangoは、Pythonの代表的なフレームワークの1つです。

Djangoを用いて開発できるものは下記の通りです。

  • Webアプリケーション
  • WebAPI

基本的にDjangoはWebフレームワークであるため、Webアプリケーションを開発するための便利な仕組みがあらかじめ用意されています。また、DjangoのライブラリであるDjango REST frameworkというものを使えば、簡単にWeb APIを開発することもできます。

Djangoを使うエンジニア

Djangoは、Pythonのフレームワークということで、サーバーサイド(バックエンド)エンジニアがよく使います。

Djangoを使うエンジニアの特徴と在籍業界

前述したとおり、Djangoはサーバーサイド(バックエンド)エンジニアがよく使うフレームワークです。そのため、Djangoを使うエンジニアは、Web業界やSIer業界(特にWeb系に強みを持つSIer)に多く在籍しています。

Djangoは、同じPythonのフレームワークであるFlaskと並んで、メジャーなフレームワークです。そのため、Pythonエンジニアであれば開発経験がある方が多いでしょう。

採用する時に知っておくとよいこと

Djangoを使うエンジニアが見つからない場合

Djangoを使うエンジニアが見つからない場合は、採用の幅を広げることができないか検討するようにしましょう。

Djangoのプログラムは、すべてPythonで記述されています。そのため、Pythonの経験者であれば、比較的学習コストが低いと言われています。つまり、Pythonエンジニアであれば、習得に至る前にまり時間を要しない可能性もあります。

また、PythonではFlaskやBottleといったフレームワークでの開発経験、あるいは他のプログラミング言語のフレームワークによる開発経験などがあれば、フレームワークの勘所があるため、比較的想起にキャッチアップできる可能性もあります。

このあたりは企業とも調整が必要となりますが、少し視点を変えてみるのも良いかもしれません。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Djangoの豆知識

Djangoのシェア 

チェコ共和国のソフトウェア開発企業であるJetBrains社は、全世界で働く約28,000人以上のPythonエンジニアにPythonに関するアンケートを行いました。

その結果、Djangoは「Pythonでよく使うWebフレームワーク」ランキングにおいて、Flaskに次ぐ2位の座を獲得しています。

引用元:https://www.jetbrains.com/ja-jp/lp/python-developers-survey-2020/

※ ちなみにJetBrains社は、ことりん君の名前の由来?であるKotlinを開発した企業としても有名です。

Djangoの機能

Webフレームワークといわれてもピンとこない方もいらっしゃると思います。Djangoは下記のような機能が用意されているため、開発生産性をアップさせることができます。

  • 管理画面
  • ユーザー認証機能
  • RSSフィード

管理画面とは、システム運用者が使用する機能群を指します。多くの企業では、運用作業として管理画面を必要とするケースが多いため、基本的に開発することが多いでしょう。また、パスワードの認証などを行うユーザー認証機能も、Webサイトの更新を確認するRSSフィードも、Webアプリケーションであれば必要となる機能です。

Djangoを用いることで、こういったさまざまな機能群を、簡単に開発することができるようになります。

Django関連のイベント 

日本ではDjangoCongress JPというカンファレンスが毎年開催されています。こちらはオンライン、オフラインあわせて約150名程度のイベントとなる予定です。

https://djangocongress.jp/

なお、Djangoは世界的にも人気があるフレームワークであるため、アメリカやヨーロッパでも同様のイベントが開催されています。

https://2021.djangocon.eu/

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