ERP

この記事はERPについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「ERP」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つERPの知識を解説しています。

1分で分かる!ERPとは?

ジャバード先生、なんで大きい企業って部署同士の仲が悪いんだろうね。

むむ。いきなり真面目な話をしてどうしたの?

いや、さっきバナナ物流さんの所に行ってきたんだけどね、部署同士の関係ドロドロみたいでさぁ。

ふむ。具体的には何かあったの?

いろいろあるみたいよ。なんか経理の会計情報をすぐに確認できないとか、営業部門が商品を受注しようと思っても、在庫数がわからないとか…。そんなことが社内でたくさん発生していて、経営にも影響しているみたいなんだ。

なるほどね。それは部署同士の仲が悪いというよりも、ERP (イーアールピー)について教えてあげたほうがいいかもしれないね。

ERPってなに?

ERPは、Enterprise Resource Planningの略で、日本語では「企業資源計画」と訳されるんだ。簡単にいうと経営に大事な「ヒト」「モノ」「カネ」を有効的に活用しましょう!という経営手法の1つだよ。

ERPは、経営手法の1つなんだね。でも、どうやって実現すればいいの?バナナ物流さんに「ERPって経営手法があります」っていっても、どうすればいいかわからないんじゃないかな??

安心して!ERPを実現するためには、ERPパッケージというソフトウェアを導入すればいいんだ!

ERPパッケージ?

そう!さっきいった「ヒト」「モノ」「カネ」を効率的に活用するためのパッケージソフトウェアがERPパッケージだよ!

そのERPパッケージってやつを導入すると何ができるの?

まずは情報の一元化だね!ERPパッケージは、統合基幹業務システムと呼ばれることもあるんだけど、企業の基幹業務 (財務・会計・販売・生産・人事・給与など)すべてをERPパッケージで管理するんだ。これによりデータを一か所に集約することができるんだよ。

データを一元化…?

ERPパッケージがないと、各部門が独自の方法でデータを管理することになるからね。それはExcelかもしれないし、独自のシステムで使用しているDBかもしれないし、場合によっては手書きかもしれない。そんな感じでバラバラに散らばったデータがあっても、すぐに情報を活用することは難しいよね。

たしかにそうだね。まずはそれぞれのデータを集めて、整形して、蓄積…ってちょっと大変そう。

経営判断にもスピードが求められる中、そんな時間がかかることをやってると、ちょっとマズいことになるのは明らかだよね。

情報を一元化すれば、必要なデータもすぐに取得できそうだね!

そのとおり!経営に必要なデータを、リアルタイムで取得・分析できるのもERPパッケージのメリットだね!あとは、コンプライアンスの強化ができる点も知っておいてほしいところだよ!

コンプライアンスとERPパッケージってどういう関係があるの?

ERPパッケージは入力したデータを簡単に書き換えることができないようになっているんだ。それに「誰がどういったデータを入出力したのか」というログもすべて残るようになっている点も、データの改ざんを防ぐポイントだね。

あぁ、そっか!手書きの台帳なんて、すぐに書き換えられちゃうし、Excelも危ないよね。ERPパッケージをいれることで、社内でも問題が起きにくい状態になるってことだね!

そういうこと!

ジャバード先生、ありがとう!バナナ物流さんにはERPパッケージの導入を検討してみるように伝えるよ!

はーい!がんばってね!

ERPとは?採用に役立つ基礎知識

ERPとは、Enterprise Resource Planningの略であり、日本語では「企業資源計画」と訳されます。企業が有している資源(ヒト・モノ・カネ)を管理し、効率よく活用する経営手法や概念を指します。また、ERPパッケージを「ERP」と呼ぶこともあります。

ERPパッケージは統合基幹業務ソフトウェアとも呼ばれます。ERPを導入することで。企業の基幹となる業務 (財務・会計・販売・在庫・給与計算・人事など)を効率化することが可能です。

ERPに関連するエンジニア

ERPに関連するエンジニアとしては、ソフトウェアエンジニアやパッケージエンジニアなどが挙げられます。多くのERPパッケージ企業では、開発を内製化(自社のエンジニアで開発)する動きが強いという傾向があります。

ERPに関連するエンジニアの特徴と在籍業界

ERPエンジニアが在籍する業界としては、コンサルティング業界やSIer業界などが挙げられます。

なお、ERPに関連するエンジニアの特徴としては、財務や会計などといった基幹業務に関する知識も豊富なことが多いです。

採用する時に知っておくとよいこと

「業務をシステムにあわせる」or 「システムを業務にあわせる」

ERPパッケージを導入する際、気を付けなければいけないことがあります。それが「業務をシステムにあわせる」or 「システムを業務にあわせる」です。

ERPパッケージは、企業の標準的な業務をベースとして開発されています。ですが、企業によっては独自の商習慣があったり、様々な事情によって独自の機能を開発しなければならないこともあるのです。ただ、独自機能の開発は、費用が高く時間的にも長くなってしまいます。このようなケースを極力防ぐためにも、ERPパッケージ導入時は「業務をシステムにあわせる」方法が推奨されています。

この「業務をシステムにあわせる」または「システムを業務にあわせる」の見極めが、ERPエンジニアにとって腕の見せ所といえるでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

ERPの豆知識

有名なERPパッケージ製品

ERPパッケージ業界には、国内外問わず様々な企業が参入しています。この業界は、業種や企業の規模によってシェアが異なるという特徴があります。ここではグローバル市場のERPパッケージシェアについて紹介します。

画像引用:Apps Run The World

ご覧いただいたようにSAP、Oracle、Intuit Inc.という順でシェアを獲得しています。ただし、その他製品の比率も高く、まさに群雄割拠の状態といえるでしょう。

ちなみに日本では、富士通のGLOVIA、大塚商会のSMILE V、オービックのOBIC7などが有名です。

ERP関連の資格

ERPを開発・販売している各社は自社製品に関する認定試験を実施しています。

ERP関連のイベント 

ERPパッケージを開発・販売している企業は、自社製品をPRするイベントを開催しています。参考までにいくつか紹介します。

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