1分で分かる!Node.jsとは?
はぁ……………。めんどくさいなぁ………………。
ことりん君こんにちは。深いため息ついちゃってどうしたの?
あ、ジャバ―ド先生こんにちは!いやぁ、実はロバさんからちょっと頼まれごとをされちゃって…
また、なにか引き受けてきたんだね?今日はどんな頼み事かな?
実はロバさんがWebアプリケーションをつくるらしいんだ。だからフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアをそれぞれみつけなきゃいけなくて。でも、ボクちょっと忙しくて両方探さないといけないのがめんどくさいなぁと…
ことりん君のお仕事だから頑張って探すしかないね!
そうなんだけど、なにか良い案ないかなぁ…?きっとジャバ―ド先生なら良い案を教えてくれるよね??
そうだなぁ…。まぁアイデアはあるよ。知りたい??
さすがジャバ―ド先生!天才!神様!だいすき!教えて!
ことりん君、「Node.js」って知ってる??
のーどじぇいえす?
そう。Node.js!Node.jsならフロントエンドもバックエンドもJavaScriptでプログラミングできちゃうんだよ。
え??JavaScriptってまえに教えてもらったよね?たしかJavaScriptってユーザーの目に見えるフロントエンド部分を開発するためのプログラミング言語じゃなかったっけ?
正解!ことりん君、よく覚えていたね。JavaScriptはフロントエンドを開発するためのプログラミング言語なんだけど、そのJavaScriptをサーバーサイドでも実行できるようにしたのがNode.jsなんだよ。
なるほどなるほど…。JavaScriptでフロントエンドとバックエンドかぁ…。あれ?ちょっと待って!そうすると、Node.jsがあってJavaScriptができるエンジニアさえいれば、フロントエンドもバックエンドも開発できちゃうってこと!?
そういうこと!だからことりん君はJavaScriptができるエンジニアを探すだけで、ロバさんの望みをかなえることができるはずだよ!
ジャバ―ド先生ありがとう!やる気でてきた!ちょっといってきます!
気を付けてね!
Node.jsとは?採用に役立つNode.jsの基礎知識
Node.jsとは、JavaScriptをバックエンドで動かすことができる実行環境のことです。フロントエンドを実装するためには、JavaScriptは必要不可欠なプログラミング言語です。一方で、バックエンドを開発するためのプログラミング言語は、Java、PHP、Ruby、Python…などというようにたくさん存在します。
ただ、フロントエンドであろうがバックエンドであろうが、1つのWebアプリケーションであることに変わりはありません。であれば、フロントエンドを開発するためのJavaScriptでバックエンドも実装できれば良く、JavaScriptエンジニアを中心にチームを組織すればよいということになります。
これを実現したのがNode.jsというわけです。
ちなみに、Node.jsはバックエンドだけではなく、フロントエンドについても開発することができます。
Node.jsを使うエンジニア
Node.jsを使うエンジニアは、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニアなどといったWebを主戦場とするエンジニアが多く使用します。
なお、基本的にはJavaScriptでプログラミングしていくため、学習コストも低いという特徴があります。
Node.jsを使うエンジニアの特徴と在籍業界
Node.jsを使うエンジニアは、JavaScriptを愛している人が多いです。JavaScriptエンジニアは、Node.jsの登場により、1人でフロントエンドからバックエンドまで対応できるフルスタックエンジニアになるという選択肢を増やしてくれたためです。
在籍業界としては、Web業界に多く在籍しています。
Node.jsを使うエンジニアを採用する時に知っておくとよいこと
フレームワークフレームワークとは、必要となる機能を簡単に開発できるようにまとめたプログラム群です。昨今、ビジネスのスピードは急速にあがっています。そのため、サービスを開発する際も、より早く完成させることが求められています。ただ、すべての機能をゼロから開発していると多くの時間を費やしてしまいます。 フレームワークは、システムを開発する際に必要となる機能があらかじめプログラミングされており、簡単に利用することができます。例えば、Webアプリケーションのフレームワークであれば、ログインなどの認証機能、メール送信機能、簡単な画面などといった具合です。 なお、フレームワークはプログラミング言語ごとに異なります。PythonであればDjango、Flask、PHPであればLaravel、CakePHP、RubyであればRuby on Railsなどです。それぞれ特徴があるため、目的や用途などを考慮して採用するフレームワークを決定します。 More
Node.jsを、JavaScriptのフレームワークやライブラリと誤解している方がいらっしゃいます。ですが、前述したとおり、Node.jsはフレームワークやライブラリではなく、あくまでもJavaScriptの実行環境です。ここは混同しないようにしましょう。
なお、Node.jsには用途に応じたフレームワークが幾つか存在します。代表的なものをご紹介しておきます。
- Express (エクスプレス)
- Meteor (メテオ)
- Sails (セイルズ)
Expressは、Webアプリケーションを開発するためのフレームワークです。Webアプリケーション野開発はもちろん、APIの開発なども得意としています。Node.jsのフレームワークの中では、このExpressが一番人気です。
Meteorはフルスタックフレームワークと呼ばれます。Meteorは、React、Vue.js、AngularといったJavaScriptのフレームワークなどはもちろん、mongoDB(データベース)やCorodova(モバイル開発フレームワーク)などといったものを自身のライブラリとして包含しています。
SailsもWebアプリケーションやAPIを開発できるフレームワークです。Rubyのフレームワークの代表格であるRuby on Railsと類似しています。
候補者がNode.jsの経験がある場合、どういったフレームワークを利用していたか確認するとよいでしょう。
求人のポイント
求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。
1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス
豆知識
Node.jsの特徴
Node.jsは、JavaScriptをバックエンドで実行可能にする技術ですが、他にも特徴があります。具体的には下記のようなポイントです。
- 大量アクセスに強い
- リアルタイム処理に強い
- 必要最低限かつ必要な機能をまとめたフレームワーク
上記の中でも、特に大量アクセスに強いという点は、Node.jsを選択する上で決め手になる可能性が高いです。
Node.js関連の資格
Node.js関連の資格には以下のようなものがあります。資格は対外的なアピールになりますので、候補者にも関連資格の有無について確認するようにしましょう
・OpenJS Node.js Services Developer