DX(デジタルトランスフォーメーション)

この記事はDXについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「DX」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つDXの知識を解説しています。

DXとは?1分で分かるDX

ねえねぇ、ジャバ―ド先生。最近よく「DX」っていう言葉を目にするんだけど、一体何者なの??一応聞くけどリポビタンDXとかダウンタウンDXとかは関係ないよね??

全然関係ないね!確かにDXって日本では「デラックス」という意味でも使われるんだけど、最近よく見るDXとはまったくの別ものだから気を付けようね。

やっぱりそうだよね!そうかなーとは思っていたけどね!じゃあ、最近よく見るDXってのはどういう意味なの?

DXっていうのはデラックスじゃなくて「デジタルトランスフォーメーション」のことだよ。英語圏ではトランスフォーメーションの接頭辞である「trans」を「X」と表現することが多いから、デジタルトランスフォーメーションをDXと呼ぶんだ。

DXってデジタルトランスフォーメーションのことなんだね。でも、それを聞いてもやっぱりピンとこないなぁ…。

1つずつ単語の意味をみてみよう。デジタルっていうのはITのことだね。トランスフォーメーションってのは変化とか変革っていう意味をもっているんだ。

つなげると、「ITでの変革」って感じ?

そうだね!少し固い言い方になっちゃうけど、ITを活用することで人々の生活に変革をもたらすことがDXなんだ。

うーん。たとえば企業の業務をシステム化するじゃん?それでシステム化する前より便利になれば、それはDX化をしたってことになるのかな??

ことりん君、いいところに気付いたね!確かにことりん君がいうようなケースを思い浮かべるよね。でも、それはただ既存の業務をIT化(デジタル化)しただけで、新たな価値が生まれたわけではないよね。あくまでも業務の効率化、コストの削減などを行っただけなので、それはDX化したとまでは言えないかなぁ。

う~ん。やっぱり難しいんだね。たとえばどんなケースがあるの??

そうだね。総合機械メーカーの小松製作所って知ってるかな?この会社は建設現場をDX化したことで有名なんだよ。

小松製作所はどんなことをしたの?

何かを建設する際は土地を正確に測る必要があるんだ。その測量にドローンを使うことでコストを削減するだけではなく、3Dモデルを簡単に作成できるようになったんだよ。
それに建設作業の進捗は、基本的に現場に行くしか確認できなかったんだけど、デジタル世界でも実際の建設現場と同じ状況を再現することで、建設現場の可視化に成功したんだ。小松製作所はこのDX化によって、建設作業の工期を大幅に短縮しただけではなく、品質も大幅に向上することに成功したんだよ。
コマツのデジタルトランスフォーメーション戦略

 

ふむふむ。小松製作所の事例は、たしかに今までできなかったことを、ITの力で実現したっていえそうだね!

DXを進めるためには、IT化を必要とするケースもあるかもしれない。でも、DXの目的はあくまでも、これまでの生活では考えることができなかったような変革を行うことが重要なんだ!ここは混同しやすいポイントでもあるので、覚えておこう!

なんとなくDXのことが分かった気がするよ!ジャバ―ド先生ありがとう!

はーい!またいつでもおいで!

DXとは?採用に役立つDXの基礎知識

DXとはデジタルトランスフォーメーションを略した言葉です。ただし、DXという言葉に明確な定義はありません。いくつか定義を見てみましょう。

ITおよび通信分野に関する調査・分析などIDC Japan株式会社は、DXを以下のように定義しています。

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォームを利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立することを指す。

引用元:https://www.idc.com/jp/research/explain-word

また、ドイツのソフトウェア企業であるSAP社は、以下のように定義しています。

情報技術の浸透によって、複数の技術革新が「つながり(コネクティビティ)の向上」という意味で統合され、私たちの暮らしやビジネスをより良く変えていくこと

引用元:https://www.nhs.co.jp/sap/library/digitaltransformation.html

DXとは、アナログをデジタルに置き換えるIT化 / デジタル化だけではなく、情報技術を活用することで新たな価値を創出し、人々の生活やビジネスをより良いものに変えていくことを指しているといえます。そして、企業はDX化をおこなうことで、競合他社に対して優位性を得ることができるのです。

DXに関連があるエンジニア

DXはすべてのエンジニアが意識しておく必要があります。

その中でもITコンサルタントは、ITに知見がない企業でDX化を推進するために重要な役割を果たします。また、フロントエンドエンジニアサーバーサイド(バックエンド)エンジニアインフラ(サーバー)エンジニアといったその他多くのエンジニアは、DX化を推進するためのサービスやシステムの開発に携わります。

DXに関連があるエンジニアの特徴と在籍業界

前述したとおり、DXはすべてのエンジニアが関わります。そのため、DXに関連があるエンジニアの特徴および在籍業界としては特定のものはないといえます。

ただし、開発対象のサービスやシステムについて、ただ言われたとおりに開発するだけではなく、エンジニア一人ひとりが常に実際のビジネスを意識して置く必要があります。特に企業のDX化を先導するITコンサルタントは、ビジネス面の知識を持っておくことが重要です。

採用する時に知っておくとよいこと

実はエンジニアであっても、DXをきちんと説明できる人はあまり多くありません。IT化やデジタル化と同義だと認識しているエンジニアもいます。DXという言葉自体を知っているか否かは、エンジニアとしてのスキルには直接的に影響しません。

ただ、DXという言葉を理解し、自分自身の業務と絡めて説明ができるエンジニアは、ビジネスパーソンとしての視点も兼ね備えている可能性が高い人材である可能性が高いといえるでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

DXの豆知識

日本におけるDXの展望

富士キメラ総研は、 DXに対する日本国内の市場規模(投資額)を発表しています。そちらによれば、全ての業界において今後DXの投資が大幅に増加していくと見られています。

引用元:https://www.fcr.co.jp/pr/20112.htm

DX関連のイベント 

各社ともにDX関連のイベントを開催しています。いくつかご紹介しておきます。

 

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