Google Analytics

この記事はGoogle Analyticsについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Google Analytics」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つGoogle Analyticsの知識を解説しています。

1分で分かる!Google Analyticsとは?

ねぇねぇ、ジャバ―ド先生。ちょっと相談があるんだけど時間あるかな…。

ことりん君、今日はどうしたのかな??

ECサイトで卵を売っているダチョウさん覚えている??

うん、覚えているよ。自動販売機をつくったりして、色々がんばっていたよね?

そうそう!でも、その割りにはECサイトの売上が良くないみたいなんだ…。売上をもっとアップする方法ないかなぁ…。

いろいろやっているのに結果がでないのは、きっとダチョウさんもつらいだろうね。ところでダチョウさんってECサイトの分析をしているのかな?

ECサイトの分析ってなに??

Webサイトってつくって終わりじゃないんだよ。どういうユーザーがWebサイトに訪れていて、どういったページが見られているかを分析することが大事なんだ。そして、その分析をもとにより集客したり売上をあげるための施策を打ちながら、分析を繰り返していくんだよ。

へぇ。Webサイトってそんなことをやる必要があるんだね。

結局やっていることはデジタルの世界でもアナログの世界でも同じようなものといえるね。スーパーなどの小売業も、お客さんがどういうルートでフロアを歩いて、どこの売り場に留まり、最終的にどういった商品を購入したかといった情報をたくさん集めているんだ。そして、それらの情報を元にしてより売上や利益を向上させるための施策を実行しているんだよ。

ふむふむ。でもさ、Webサイトの分析ってどうやるの??世界中にいるたくさんの人がWebサイトを見るわけだよね?まさかそれぞれアンケートをするわけにもいかないだろうし…。

ことりん君、Webサイトを分析するにはGoogle Analytics(グーグル アナリティクス)という強力なツールがあるんだよ!

Google Analytics!そのツールはどんなことができるの??

とてもたくさんの機能があるんだけど、「どれくらいの人がWebサイトを訪問したか」「どういった検索ワードでそのWebサイトに辿りついたのか」「Webサイトに掲載している広告の表示回数」「Webサイトに滞在した時間」「どのページを遷移したか」といった情報を収集することができるんだよ。

そんなにたくさんのことが分かるの!?

そうなんだ!いま挙げた項目もほんの一部なんだよ。

じゃあさ、ダチョウさんのECサイトにもGoogle Analyticsを導入すれば売上を改善することができるかもしれないってこと??

そうだね。Google Analyticsで取得した情報を元に、売上をアップするための施策を行えば売上もきっと上向くんじゃないかな?

なるほど!それはダチョウさんにオススメしたほうがいいね!あ、でも待って?そんなに便利で強力なツールってことは、かなりお高いんでしょう??

いやいや!Google Analyticsは無料でスタートすることができるんだ!

えー!それはすぐにでも導入すべきだね!ちょっとダチョウさんに教えてくるよ!ジャバ―ド先生ありがとう!

はーい!ダチョウさん気に入るといいね!

GoolgleAnalyticsの基礎知識

Google AnalyticsとはWebサイトへのアクセスを分析するためのツールで、GA(ジーエー)と呼ばれることもあります。その名のとおり、Googleが提供しています。

分析対象のWebサイトを訪れるユーザー像の把握、広告の表示回数やユーザーのアクションなどを把握することができ、Webサイトを解析するためのツールとしては、デファクトスタンダードなポジションを確立しています。そのため、法人・個人を問わず数多くのWebサイトがGoogle Analyticsを導入しています。

Google Analyticsを使うエンジニア

Google Analyticsは前述したとおり、Webサイトの現状を把握することができるツールです。そのため、開発を担当するエンジニアがその結果を利用するケースはあまり多くありません。ただし、開発作業と並行してWebサイトの改善というミッションを持っているエンジニアは、Google Analyticsを使います。

具体的には、SRE(Site Reliability Engineering)を担当するエンジニアやマーケティングを兼務するエンジニア、SEO関連の業務を担当するエンジニア、さらにはGoogle Analyticsを専門的に扱うエンジニアなどもいます。

Google Analyticsを使うエンジニアの特徴と在籍業界

Google Analyticsを使うエンジニアは、Web業界に多くいます。また、近年では企業のWebサイトやWebアプリケーションがビジネスに与える影響がかなり大きなものになりつつあります。そのため、事業会社に所属するエンジニアなどもGoogle Analyticsを扱うことがあります。

採用する時に知っておくとよいこと

これまで前述してきたとおり、Google AnalyticsはWebサイトを解析するためのツールです。そのため、専門体な職種を除いて、Google Analyticsを熟知したエンジニアというのは余り存在しません。特に大企業などでは役割が細かく分担されていることが多いため、この傾向が顕著です。

ただし、昨今ではインターネットを中心としたITは経営にとって重要な要素となっています。そのような背景もあり、エンジニアであってもビジネスを意識することが求められています。そういった意味ではエンジニアであっても、Google Analyticsの基本的な知識は身に付けておいたほうがよいでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

GoogleAnalyticsの知識

Google Analyticsの無料版・有料版

Google Analyticsは基本的に無料で利用することができます。ただし、有料版であるGoogle Analytics 360というものも存在します。基本的な機能には差はありませんが、有料版では無料版と比較すると、データの処理量、更新頻度などに違いがあります。

はじめは無料版でも十分に活用することができるため、ある程度のビジネス規模になった段階で有料版の利用を検討すると良いでしょう。

## Google Analytics関連の資格

Google Analyticsの資格としては以下のようなものがあります。

Google アナリティクス個人認定資格は、Googleが主催している資格であり無料で受験することができます。Google Analyticsの基礎~高度な知識を問われます。

Webアナリスト検定は、一般社団法人日本Web協会(JWA)が主催している試験であり、Google Analyticsなどのツールに関する知識も問われます。

 

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