1分で分かる!CSSとは?
~ ことりん君、PCでなにやら芸能人のWebサイトを閲覧中 ~
ジャバ―ド先生、ちょっとこのWebサイトみてくれる?
お、俳優の阿部 寛さんのWebサイトだね。確か、もともとファンがつくってたサイトが、事務所公認になったんだよね。
そうなんだ!なんか、このサイトってほかのWebサイトと違って、見た目があんまりキレイではないというか、ちょっと古めというかなんというか…。何が違うんだろう??
たしかに1990年代~2000年代は、こういうWebサイト多かったねぇ。こういうWebサイトはCSSを使わずにつくってることが多いね。
しーえすえす?
そうそう。ことりん君、HTMLについては前にお話したよね?
うん、覚えているよ!HTMLはWebサイトをつくるときにつかうんだよね。
そう!たしかにその通りなんだけど、実はHTMLだけじゃ、見た目がキレイなWebサイトをつくることは難しいんだよ。
え、そうなの!?HTMLだけつかえばWebサイトはつくることができると思ってたよ!
ことりん君が言っていることも間違いじゃないよ!HTMLだけでもできるんだけど、CSSを使うことで、全体のレイアウトを整えたり、文字のフォントや色を変えたり、アニメーションをつくったり、そのほかにもWebサイトの外観を整えるいろいろなことができるんだ。
ということは、ボクたちが普段よく見ているWebサイトは、CSSを使っているものが多いってこと?
そうだね。最近では、HTMLとCSSはセットで使われることが多いよ!
よくわかったよ!ジャバ―ド先生ありがとう!
CSSとは?採用に役立つCSSの基礎知識
CSSとは、Cascading Style Sheets の略であり、Webページの外観を整えることができます。CSSをプログラミング言語だと認識されている方も多いかもしれませんが、プログラミング言語ではなく、スタイルシート言語といわれるものです。
CSSは下記のようなメリットがあります
- HTMLの文書構造を保ことができる
- メンテナンス性の向上
- SEO効果等が期待できる
CSSを使うエンジニア
CSSは、フロントエンドエンジニアが使用します。また、Webデザイナーやマークアップエンジニアなども使用します。
また、小規模なプロジェクトや、あまりデザインを重要としないプロジェクト(社内向けのWebサ―ビスなど)では、システムエンジニアやプログラマーなどが対応することもあります。
CSSを使うエンジニアの特徴と在籍業界
CSSを使うエンジニアは、Web業界に多くいます。また、SIer業界など、Webアプリケーションを開発する業界にも存在します。
繰り返しになりますが、CSSはWebサイトのデザインを整えるために使用します。そのため、高度なデザインセンスを必要とします。そのため、CSSを使うエンジニアはデザインに対してこだわりを持っている人、クリエイティブな仕事を好む人が多い傾向があります。
採用する時に知っておくとよいこと
CSSのフレームワーク
他のプログラミング言語と同様に、CSSにもフレームワークがあります。CSSフレームワークには、JavaScriptもまとめて提供しているものが多く、Webサイト上のさまざまな機能を簡単に実現することができます。
代表的なCSSのフレームワークをご紹介しておきます。
フレームワーク名 | 特徴 |
BootStrap | ・数あるCSSフレームワークの中でも一番人気がある。
・ユーザーが多いため、情報も多い。 ・レスポンシブデザイン対応。 |
Pure | ・とにかく軽いCSSフレームワーク。
・必要最低限の機能が用意されている。 |
Foundation | ・人気ではBootStrapに並ぶ。
・FacebookやYahoo!も採用しているらしい。 ・レスポンシブデザイン対応。 |
求人のポイント
求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。
1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス
CSSの豆知識
CSSはWebブラウザによって対応が異なる
CSSは、World Wide Web Consortium(通称 W3C)という国際的な標準化団体が、仕様の取り決めを行っています。W3Cはインターネットなどを中心とした各種技術の標準化について、大きな影響を持つ団体です。
ですが、すべてのWebブラウザが完全に対応しているわけではなく、WebブラウザによってCSSへの対応が一部異なっているものがあります。
CSS関連の資格
CSS関連の資格には以下のようなものがあります。
- Web利用・技術認定委員会 主催:Webクリエイター能力認定試験
- インターネットスキル認定普及協会 主催:ウェブデザイン技能検定
- 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン 主催:HTML5プロフェッショナル認定