reactnative

この記事はreactnativeについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「reactnative」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つreactnativeの知識を解説しています。

1分で分かる!reactnativeとは?

ねぇねぇねぇねぇ!!ジャバード先生!!ReactとReact Native (リアクト ネイティブ)ってどう違うの??

急にどうしたの??

いや、今日たまたまエンジニアやっている友達と会ってReactやらReact Nativeの話になったんだ。Reactはジャバード先生から教えてもらったことがあるけど、React Nativeは教えてもらってないからよくわからなくてさ…。

なるほど。そういうことか。React Nativeっていうのはモバイルアプリを開発するためのフレームワークだよ。

モバイルアプリってことはiOSとかAndroidのアプリ?

そうそう。厳密にはWebアプリケーションやWindowsアプリも開発できるんだけどね。

なんで「React」っていう名前がついているの??

ことりん君はReactを開発した企業を覚えているかな?

えっとね…。たしか当時のFacebook社 (現Meta社)だったよね?

正解!実はReact NativeもMeta社が開発したものなんだ。名前からもわかるとおり、React NativeはReactをベースにして開発されたフレームワークなんだよ。

あぁ、やっぱり関係があるんだね!

そうなんだ。ReactはJavaScriptのライブラリで、React Nativeは主にモバイルアプリを開発するためのフレームワークという違いはあるけどね。

でもさ、React Nativeって何がすごいの?

最もすごいのは、いろんなプラットフォームのアプリを1つプログラムでつくることができるという点だね。

あぁ、OSごとにプログラミングする必要がないってことだね!

そうそう!あとはモバイルアプリの開発に詳しくないエンジニアでも、Reactのスキルがあればモバイルアプリ開発ができちゃうところだね。さっきもお話ししたけど、Webアプリケーション開発で使うReactがベースになっているからね。

なるほど!モバイルアプリエンジニアってなかなか見つからないことあるもんね。

React Nativeは、ReactができるWebエンジニアなら比較的簡単に習得できちゃうからね。その学習コストの低さも魅力だよね。

そうだね!

ただ、最近ではFlutterにやや人気を奪われたり、企業によってはReact Nativeから他のフレームワークに移行している企業も増えつつあるんだ。だから導入するときは十分に検討が必要な点は覚えておこうね。

そうなんだ。技術って本当に移り変わりが早いんだね。ジャバード先生、今日も教えてくれてありがとう!

はーい!わからないことがあれば、いつでも聞いてね!

React Nativeとは?採用に役立つ基礎知識

React Nativeとは、Meta社 (旧Facebook社)が開発したモバイルアプリを開発するためのフレームワークです。オープンソースソフトウェアとして公開されているため、誰でも無料で利用することができます。

通常の開発では、iOSとAndroidのプログラムは別々に開発する必要がありますが、React Nativeはクロスプラットフォームに対応しています。そのため、iOSやAndroidのアプリを1つのプログラムから作成することが可能です。

また、React Nativeは、Webアプリではなくネイティブアプリを作ることができます。そのため、カメラや位置情報などといったデバイス自体の機能を活用できます。

React Nativeを使うエンジニア

React Nativeは、モバイルアプリを開発するためのフレームワークであるため、ネイティブアプリエンジニアが使います。ただし、あまりモバイルアプリを開発したことがないWebエンジニアでも、比較的簡単にモバイルアプリを開発できます。

React Nativeを使うエンジニアの特徴と在籍業界

React Nativeを使うエンジニアの特徴としては、Webに関する知識を有している方が多いです。なぜならば、React Nativeは、JavaScriptのライブラリであるReactを利用したフレームワークだからです。

なお、React Nativeを利用するエンジニアは、スマートフォンアプリ業界に多く在籍しています。

採用する時に知っておくとよいこと

React Nativeは人気下降中?

最近では、「React Nativeはオワコン」と耳にすることもあります。また、実際にReact Nativeから別のフレームワークへ移行する企業も増えているようです。理由は様々ですが、React Nativeに強いエンジニアが市場に多くないこと、時間が経過するにつれて開発環境やチームの状況が変わり、React Nativeがベストの選択肢ではなくなったことなどが理由のようです。

参考:スタディサプリ Product Team Blog / The Airbnb Tech Blog

両社のテックブログに記載されているとおり、React Native自体が劣っているというわけではなく、自社にとって適切なフレームワークを採用すること、環境や状況に応じて適切なタイミングで移行していくことが重要といえるでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

React Nativeの豆知識

React Nativeを使った有名な企業・サービス

 React Nativeは様々なアプリの開発に使用されています。いくつかの事例を紹介します。

株式会社Progate Progate (iOS版)

プログラミングの学習アプリとして、人気が高いProgateのiOS版はReact Nativeで開発されているそうです。Reactができるエンジニアであれば学習コストも低く、Webアプリケーションの開発と大差なく開発できる点は魅力の1つといえるでしょう。

参考:Web開発者がReactNativeでProgateアプリを開発した話

株式会社エアークローゼット air Croset

air Crosetは、プロのスタイリストがユーザーにあった洋服を選んでくれるファッションのサブスクリプションサービスです。このサービスでもReact Nativeが採用されています。

参考:株式会社エアークローゼット 採用ページ

React Native関連のイベント 

React Native関連のイベントとしては以下のようなものがあります。

React Native EU

React Native EUは、React Nativeに関するイベントとしては世界最大級であり、年次で開催されています。主催しているのは、ポーランドのCallstackという企業です。この企業は、React Nativeのスペシャリストがそろっており、React Nativeを用いた開発などを事業としています。

参考:React Native EU

React Native Matsuri

React Native Matsuriとは、React Nativeをメインテーマとした日本初の大規模カンファレンスです。React Native Japanというコミュニティが主催し、メルカリ社をはじめとするテック企業が複数社スポンサーとなっています。

参考: React Native Matsuri 2021

 

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