職種
インフラ(サーバー)エンジニア
インフラ(サーバー)エンジニアは、サーバーの設計、構築、運用・保守などを担当するエンジニアです。
一言でサーバーといってもLinuxやWindowsというようにさまざまな種類が存在します。インフラ(サーバー)エンジニアとなるためには、それらの各種サーバーに関する深い知識が求められます。
データベースエンジニア
データベースエンジニアは、データベースのスペシャリストであり、データベースの設計、構築、運用などを担当します。
近年、アプリケーションが扱うデータ量は爆発的に増加しています。そのため「データ」の重要性は高まるばかりです。データベースエンジニアは、その「データ」を安全に、かつ高速に扱うための知見が求められます。
インフラ(ネットワーク)エンジニア
インフラ(ネットワーク)エンジニアは、企業内のネットワークを設計、構築、運用を担当します。
昨今ではスタンドアロン(ネットワークにつながっていないPC)でできる業務はかなり限定されており、インターネットやイントラネットなどのネットワークにつながっていないと業務ができない時代となりつつあります。そのネットワーク全般を担うのがインフラ(ネットワーク)エンジニアです。
インフラ環境 (クラウドサービス)
AWS
AWSはAmazon社が提供しているクラウドサービスです。クラウドサービス業界では長年シェアトップの座に輝いており、現在もなお新たなサービスを追加し続けています。
最近ではインフラエンジニアの仕事もオンプレミス環境から、クラウド環境にシフトしつつあります。
Azure
AzureはMicrosoft社が提供しているクラウドサービスです。Microsoft社もクラウドサービスには力を入れており、クラウドサービス業界ではAWSに次いで2位の座を獲得しています。特に最近ではシェアを伸ばしており、AWSを猛追しています。
GCP
GCPはGoogle社が提供しているクラウドサービスです。クラウドサービス業界では3位のシェアを有していますが、AWSやAzureと比較するとユーザーは多くありません。
OS・ミドルウェア
Database
データベースはデータを管理するためのソフトウェアです。このデータベースを構築したり、管理するのもインフラエンジニアの業務の1つです。
なお、データベースはMySQL、Oracle、SQL Serverなど、さまざまな種類があります。
Linux / Windows
インフラ(サーバー)エンジニアは、サーバーを担当するということは前述したとおりです。そのサーバー(OS)の種類として、LinuxやWindowsなどがあります。
個人向けPCといえばWindowsが有名ですが、Web業界ではLinuxが高いシェアを占めています。
インフラエンジニアに関するトレンド
Docker
Dockerとは、コンテナ型の仮想化を実現するためのソフトウェアです。昨今、インフラ業界では「仮想化」や「コンテナ化」がトレンドとなっていますが、Dockerはその中でも高い人気を誇っています。
インフラエンジニアとしても、このあたりのトレンドとなる技術はおさえておきたいところです。
Kubernetes
KubernetesはDockerなどの「コンテナ」を管理するためのソフトウェアです。Kubernetesには、コンテナの機能を自動的に調整してくれる「オートスケール」、異常発生時にコンテナを再作成する「オートヒーリング」、1つのコンテナに処理が集中しないように負荷を分散する「負荷分散」などの機能を有しています。