CentOS

この記事はCentOSについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「CentOS」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つCentOSの知識を解説しています。

1分で分かる!CentOSとは?

あ、ジャバード先生こんにちは!

おや、ことりん君、そんなに急いでどこに行っているの?

ちょっとレタスコンピュータさんのところに行かないといけなくてさ!

そんなに急いでいるってことは、なにかトラブルがあったのかな?

うーん。ボクも詳しいことはよくわからないんだけど、バタバタしてそうではあったよ。なんか手伝って欲しいみたいだったから急いでいるところなんだ!

そうなんだね。レタスコンピュータさん何か言ってた??

えっとね。「銭湯おうえすが終わる!」とか言ってた気がする。近所の銭湯が閉店するのかな?

んん??あの辺に銭湯なんかあったっけ?他に何か言ってた??

そういえばレッドハットがどうとか言ってたな。レッドハットって赤帽のこと??レタスコンピュータさん、近くの銭湯が無くなるから引っ越しでもするのかな?

ちょっと待ってね。せんとうおーえすとレッドハット…。それ、たぶんCentOS (セントオーエス)とRed Hat (レッドハット)のことじゃないかな?

やっぱ引っ越しの話??

ことりん君、CentOSっていうのはLinux系のOSなんだよ。

あ、銭湯が閉店の話ではないんだ?

たぶんレタスコンピュータさんは「CentOSのサポートが終わる」っていう話をしていたんじゃないかな?

そうなのかな?確かにそうなのかも??でもさ、それって騒ぐようなことなの??っていうかCentOSがLinuxっていうことは分かったんだけど、どんな特徴があるの??

LinuxっていうのはオープンソースソフトウェアのOSってのは以前教えたよね。ただ、企業的にはやっぱりオープンソースソフトウェアって使いにくいという側面もあるんだ。何か問題があったときにサポートを受けることができないからね。

たしかに自分たちで解決するのって結構大変そうだよね。

そう。そこでRed Hatという企業が、Linuxをカスタマイズして販売しているのがRed Hat Enterprise Linuxっていうプロダクトなんだよ。これは通称RHEL(レル)とも呼ばれているよ。

なるほど!そのRHELで困ったことがあったらRed Hatに聞けばいいってことだね!

そうそう。ユーザーはRed Hatにお金を払うことで「何かあったらよろしくね!」っていう状態になっているということだね。ただ、オープンソースソフトウェアなのに無料で使えないってのはちょっと困る!っていう人たちもいる訳だ。

まぁ、無料で使えるならそのほうがいいよね。

そうだね。サーバーを何台も運用しているようなサービスだと、その分だけ費用も増えちゃうからね。場合によってはビジネスが成り立たない可能性もあるわけだ。

困ったね…。

そこで登場したのがCentOSだよ。CentOSは有志のコミュニティに属する人たちが、Red Hat Enterprise Linuxのうち、有償となる部分だけを切り離して開発したものなんだ。だから無料で利用できるんだ。

つまり、ほとんど商用であるRed Hat Enterprise Linuxと似たようなOSを無料で使えるってことだね!それはありがたいね!

そうなんだ。だからCentOSはとても人気が高かったんだよ。でも、残念ながら2021年12月でサポート終了を迎えてしまったんだ。

あぁ、レタスコンピュータさんはその話をしていたのか!OSがサポート終了したらどうなるの?

たとえばセキュリティなどの問題が起こっても、アップデートされないままになっちゃうんだ。ただ、サービスを運用している側としては脆弱性をそのまま放置するなんてできないから、多くの企業やサービスではCentOSから別のOSへ移行しているはずだよ。

だからレタスコンピュータさんはバタバタしていたんだね!とりあえずレタスコンピュータさんのところに急いでいってくるよ!ジャバード先生ありがとう!

はーい!頑張っておいで!

CentOSとは?採用に役立つの基礎知識

CentOSとは

CentOSは、Linuxのディストリビューション(Linuxやその他のソフトウェアをまとめたもの)であり、無料で利用することができます。商用のLinuxとして成功しているRed Hat社のRed Hat Enterprise Linux (RHEL)から、有償となる部分を取り除いたのが、このCentOSです。

前述したように、無料で利用できることはもちろん、その信頼性の高さからWeb業界などではシェアもかなり高く、スタンダードなOSの1つでした。

しかし、2020年の12月に発表された今後の方針は、業界に大きなインパクトをもたらしました。もともとCentOS8は2029年5月がサポート終了期限だったのですが、サポート終了期限を2021年12月に早めると発表したのです。また、これまでCentOSはRed Hat Enterprise Linuxと高い互換性を持つものという位置づけで開発されていましたが、今後はRed Hat Enterprise Linuxの開発版として扱われるということとなったのです。

これにより、多くの企業やサービスではCentOSから別のLinux系OSへ移行しています。

CentOSを使うエンジニア

CentOSはLinux系のOSです。そのため、OSの設計や構築などはインフラ(サーバー)エンジニアが担当します。また、開発などでもLinuxなどの設定を変更することがあります。そのため、サーバーサイド(バックエンド)エンジニアなども最低限の知識は必要となります。

CentOSを使うエンジニアの特徴と在籍業界

CentOSはWeb業界においてはスタンダードなものです。そのため、CentOSを使うエンジニアに特徴などはありません。なお、CentOSに精通しているエンジニアは、Web業界やSIer業界に多く在籍しています。

採用する時に知っておくとよいこと

CentOSからどこへ

何かとお騒がせな状況となっているCentOSですが、2021年12月時点でもWebサイト向けLinuxシェアとして第3位をキープしています。

https://w3techs.com/technologies/history_details/os-linux

ただし、既に多くの企業やサービスでは、同ランキングで1位の座に輝いているUbuntuに移行しています。今後もその傾向は続くとみられています。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

CentOSの豆知識

CentOSの代替製品とOSSのリスク

CentOSのサポート終了に伴い、様々な企業が代替製品を発表しています。たとえば、国産のLinux OSを提供しているMIRACLE LINUX社は、同社の製品であるMIRACLE LINUX 9 の無償公開を決定しました。また、他にも様々な企業が代替となる製品を発表しています。

オープンソースソフトウェアは無料で利用できる便利なものです。ただ、無料であるということはビジネスモデルの構築に苦労をするという側面も持っています。そして、最悪の場合、今回のような「製品が利用できなくなるリスク」も含んでいることは認識しておくべきでしょう。

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