Oracle

この記事はOracleについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Oracle」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つOracleの知識を解説しています。

1分で分かる!Oracleとは?

やっぱりよくわからないなぁ…。絶対こっちのほうが良いと思うんだけどなぁ…。わざわざお金払う意味あるのかなぁ…。

ことりん君、こんにちは。何か迷っているようだね??

ジャバ―ド先生!!実はよくわからないことがあってさ…

先生にはなしてごらん!

ジャバ―ド先生は、無料で使えるものがあるのに敢えてお金を払っちゃうタイプ??

うーん。どちらかと言われると安いに越したことはないかもしれないけど…。一体何の話かな?

あ、そうだよね!データベースの話だよ!このまえジャバ―ド先生にMySQLとかPostgreSQLについて教えてもらったじゃん?

うんうん。確かに説明したね。

昨日、別の用事があってリンゴ銀行さんのところにいったんだよ。そこでデータベースの話になったから、リンゴ銀行さんがどのデータベース使っているのか聞いたのね。そしたらリンゴ銀行さんはOracle Databaseを使っているっていうんだよ。

そうなんだね。

たしかにジャバ―ド先生も「有料のデータベースは無料よりも高機能」って言ってたよね?それは覚えているんだけどさ。そうはいってもMySQLみたいなオープンソースソフトウェアのデータベースで十分じゃないのかなぁと思ってさぁ…。

なるほどね。たしかにコストを抑えたいときはMySQLなどを選ぶべきだね。でも、世の中にはOracle Databaseを使っている企業もたくさんあるんだよ。

そっかぁ。それだけ選ばれるってことは、Oracle Databaseにも良いところがたくさんあるってことなのかなぁ。

そうだね。以下は、Oracle Databaseの強みと言われているポイントだよ。

・オンプレミス / クラウド両対応
・対応しているプログラミング言語の多さ
・信頼性やセキュリテイ性の高さ
・充実したサポート体制
・革新的な新機能の追加

こんなにたくさんあるんだね!確かにこれだけあると「Oracle Databaseを選ぼう」っていう人が増えるかもしれないね!

そうそう。データベースソフトウェアの中で、長年トップシェアを獲得し続けているということには、ちゃんとした理由があるってことだね。

ジャバ―ド先生よくわかったよ!Oracle Databaseの強みが活きるシステムや、MySQLやPostgreSQLみたいなオープンソースソフトウェアの強みが活きるシステムがあるってことだね!どのデータベースを採用するかはきちんと考えて決めないといけないね!

そういうことだよ!

Oracleとは?採用に役立つOracleの基礎知識

Oracle Databaseは、アメリカに本社を構えるOracle社が開発・販売しているデータベースソフトウェアです。非常に高機能であり、製品に対する信頼性は高いものがあります。また、クラウドや機械学習を導入した新たな機能も次々と追加しています。その一方、ライセンス料や保守料などが高額であり、企業にとっては大きな負担となりがちです。そのため、最近ではMySQLやPostgreSQLといったオープンソースソフトウェアのデータベースへ移行を行う企業も少なくありません。

Oracleを使うエンジニア

Oracleを導入する際は、インフラ基盤(データベース)エンジニアなどを中心としたインフラエンジニアが担当します。また、実際にアプリケーションを開発する際は、サーバーサイド(バックエンド)エンジニア、ネイティブアプリエンジニアなどといったエンジニアが、データベース関連の処理を実装することになります。そのため、Oraleも上記のような職種に該当する方が使います。

※ 内部リンク:インフラ基盤(データベース)エンジニア、サーバーサイド(バックエンド)エンジニア、ネイティブアプリエンジニア

Oracleを使うエンジニアの特徴と在籍業界

Oracleは数あるデータベースソフトウェアの中で長年トップシェアを獲得しています。そのため、アプリケーション開発ではスタンダードなソフトウェアであり、Oracleを使うエンジニアに特筆すべき特徴はありません。

なお、傾向として、Web業界はオープンソースソフトウェアを選択するケースが多いです。Oracleを導入する企業は、保守体制や内容が充実していることを好む大企業、高機能なデータベースが必要となるミッションクリティカルなシステムなどが多いです。そのため、Oracleを使うエンジニアもSIer業界に多く存在します。

採用する時に知っておくとよいこと

Oracle Databaseの経験

データベースは様々なソフトウェアがあります。今回のテーマ以外には、MicrosoftのSQL Server、オープンソースソフトウェアのMySQLやPostgreSQLなどです。基本的な考え方などは共通していますが、データベースとしての設定、クエリの書き方など異なる部分も少なくありません。そのため、Oracle Databaseの経験を有するエンジニアを探している場合は、後述するOracle Databaseに関する資格の有無を確認すると良いでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Oracleの豆知識

Oracle Databaseを使った有名な企業・サービス

トヨタマップスター

トヨタマップスターはトヨタ自動車のグループ企業として、地図情報を中心としたビジネスを行う企業です。自動運転やカーシェアリングなどが重要な技術となる中で注目を浴びる企業の1つです。このトヨタマップスターが進めている地図製作プラットフォームにOracle Databaseが採用されています。

https://www.oracle.com/jp/news/announcement/toyotamapmaster-jp-20210806.html

Oracle Database関連の資格

Oracle Databaseの資格は、製品ごとに用意されています。現在、製品版(Long Term Release)として最新となるOracle Database 19cの資格は以下のようなものがあります。

Oracle Database関連のイベント 

Oracle Cloud Days 2021

Oracle Databaseに特化したイベントではありませんが、Oracleの製品をテーマとしています。イベントは4日間を通して開催され、様々なスピーカーが登壇します。

https://www.oracle.com/jp/cloud/events/cloud-days/

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