1分で分かる!プログラミング言語Goとは?
~ ことりん君、ひとりで何やら悩んでいる様子 ~
どうしようかなぁ…。いいのないかなぁ…。
こんにちは。ことりん君、何か悩んでいるみたいだね?
あ、ジャバ―ド先生!実はボク、プログラミング言語のお勉強をはじめようと思っているんだけど、何かおすすめの言語ないかな??
あれ?ことりん君、たしかSwiftの勉強を諦めたっていってなかったっけ?
あ、そういえばそういうこともあったね!ボクは基本的に未来を見て生きるタイプだからさ!
う、うん…。えっと、おすすめのプログラミング言語だよね?いろいろあるんだけどGoなんてどうかな?
Go??ポケモンGO…とは関係ないよね?
うん。全然関係ないね!GoっていうのはGoogleが開発したプログラミング言語なんだ。並列処理や高速処理などを得意としているのが特長だよ。プログラミング言語としての仕様もシンプルだから、初心者も学びやすいんだ。
簡単なのはとってもいいね!でも、なんでGoogleはわざわざGoをつくったの?
Googleも、社内で既存のプログラミング言語を使って、いろんな開発をやってるんだ。その開発現場では、すでに存在するプログラミング言語に色々と不満が出ていたらしいんだ。そこで「もっと簡単でもっと効率が良いプログラミング言語」を自分たちで開発しようっていう流れからGoが生まれたんだよ。
既存のプログラミング言語に課題があるからといって、そこから「プログラミング言語をつくろう」って思い立って、実際につくってしまうのはさすがGoogleだね…。
そうだね。しかもGo言語は、C言語を設計したエンジニアとか、Unixを開発したエンジニアも開発に携わっているんだ。だから、既存の言語とか技術の良い部分を踏襲しつつ、改善点などは着実に解消しているんだよ。
す、すごい…。そんな有名なエンジニアさんも関わっているんだね…。
まさにワールドワイドなプロジェクトと言っても過言ではないかもね。Goが発表されたのが2009年といわれているから、わずか10年ばかりのうちに既存の色々なプログラミング言語と肩をならべているんだ。どう??ことりん君、興味でてきた??
うん!なんか将来性も高そうだから、絶対Go言語マスターしてやる!!
ことりん君、頑張ってね!
Goとは?採用に役立つGoの基礎知識
GoとはGoogleが開発したプログラミング言語です。実際に動作させるためには、Java等と同じようにビルドという作業を行うことで、コンピュータが理解できる内容に変換しています。
なお、Go言語では、主に下記のようなものを開発することができます。
- Webアプリケーション
- スマートフォンアプリケーション
Goを使うエンジニア
前述したとおり、Goは主にWebアプリケーションやスマートフォンアプリケーションを開発するためのプログラミング言語です。そのため、サーバーサイド(バックエンド)エンジニア、ネイティブアプリエンジニアなどが使います。
※ 内部リンク:サーバーサイド(バックエンド)エンジニア、ネイティブアプリエンジニア
採用する時に知っておくとよいこと
Goは比較的新しいプログラミング言語であるため、まだGoエンジニアも多くありません。そのため、採用で苦労することも少なくないでしょう。
前述したとおり、Goはシンプルでわかりやすいという特長を持っています。そのため、プログラミング言語の中でも学習コストは低い部類に入ります。実務未経験者は難しいと思いますが、1つ以上のプログラミング言語をマスターしているエンジニアであれば、あまりキャッチアップに時間を要しない可能性もあります。もちろん調整は必要ですが、採用候補者の幅を広げる方向で動いてみるとよいでしょう。
求人のポイント
求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。
1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス
豆知識
Goを使った有名な企業・サービス
Goはさまざまな企業、あるいはサービスで導入されています。具体的には以下のとおりです。
- American Express
- Salesforce
- IBM
- Twitch
- Netflix
Goは、このような世界的なサービスにも多く使われています。これは大規模サービスであっても問題なく性能を発揮していることを意味します。
プログラミング言語の人気調査
TIOBE Softwareは、毎月プログラミング言語の人気調査を行っています。2021年9月の結果は以下の表をご覧ください。
引用元:https://www.tiobe.com/tiobe-index/
Goは全体の14位にランクインしています。上位はメジャーなプログラミング言語などが並んでいる中で、十分健闘しているといえるでしょう。
Goエンジニアに対する調査
Go言語の開発者チームは、毎年Goエンジニアを対象に「Go Developer Survey」という結果を発表しています。そちらによれば、Go言語はエンジニアの満足度が極めて高く、生産性についても向上が期待できそうです。
https://go.dev/blog/survey2020-results
Go関連のイベント
Go関連のイベントとしては、Go Conferenceというカンファレンスが年2回開催されています。参加料は無料であるため、興味がある方は参加してみると良いでしょう。
https://gocon.jp/2021autumn/