Backlog

この記事はBacklogについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Backlog」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つBacklogの知識を解説しています。

1分で分かる!Backlogとは?

困ったな…。あれをこうして、これはああして…。あれ、他にもやることがあったような…。

ことりん君こんにちは。

あ、ジャバード先生こんにちは!

いつになく大変そうだね?一体どうしたの?

実はシマウマさんのアプリケーション開発を手伝っているんだけど、タスクがたくさんあって何からやればよいのか混乱しているところなんだ…。

なるほどね。

この前なんて絶対期日までに対応しなければいけなかったタスクを完全に忘れてたり…。

うんうん。

どうすれば上手くタスクを管理できるんだろう…。ジャバード先生何かいい方法知らない??

そうだねぇ。最近だとBacklog (バックログ)みたいなプロジェクト管理ツールを使う現場が多いんじゃないかな。

Backlog?

そう。Backlogは、プロジェクトのタスクや状況を管理するためのソフトウェアなんだ。

その「Backlog」を使うと何が嬉しいの??

Backlogは「チケット」と呼ばれるものにタスクを書き込んでいくんだ。そのチケットには担当者や開始予定日、終了予定日などタスクを管理するためのさまざまな項目が用意されているんだよ。

なるほど。

だから、やるべきことはチケットを見ればいいし、複数のやるべきことがあった場合はそれぞれ優先度を確認して何から着手すればいいか決定すればいいんだ。

あぁ、なんかわかってきたかも…。

それに他のメンバーがどのような状況なのかも一目瞭然になるのも嬉しいポイントだよね。

確かに今はシマウマさんが何をやっているのかイマイチわからないんだよね。そういう問題もBacklogを使えば解決しそうだね!

そうだね。利用するためにはお金がかかるけど、それに見合う価値はあるんじゃないかな?

ジャバード先生ありがとう!確かにBacklogを使えば、ボクが抱えていた課題を上手にコントロールできそう!ちょっとシマウマさんに紹介してみるよ!

はーい。気に入ってくれるといいね!

Backlogとは?採用に役立つ基礎知識

Backlogは国産のプロジェクト管理ツールです。同ソフトウェアは福岡県に本社を構える株式会社ヌーラボが開発、運用しています。

開発作業は、プロジェクト開始時に想定していたタスクはもちろん、日々さまざまなタスクが発生します。1人で開発を行うのであれば、自分自身がそれらのタスクを把握しておけば大きな問題ありません。ただし、プロジェクトの規模が大きくなったり、プロジェクトに関わる人員が増加すると、タスク管理の難易度はたちまち上昇します。

Backlogを活用すると、それらのタスクについて情報を整理し、状態を可視化することができます。

Backlogを使うエンジニア

Backlogはフロントエンドエンジニアサーバーサイド(バックエンド)エンジニアなどはもちろん、インフラエンジニアなど、さまざまなエンジニアが使用します。

なお、BacklogはIT業界に多くのユーザーを持っていますが、最近では非IT企業に対する導入も増加しています。

Backlogを使うエンジニアの特徴と在籍業界

Backlogを使うエンジニアに特筆すべき特徴はありません。

ただ、Backlogのようなプロジェクト管理ツールが一般的になる以前は、Excelなどによるタスク管理が主流でした。そして、残念なことに現在もExcelやGoogleのスプレッドシートでタスクを管理する現場も存在しています。そのような現場よりは1歩進んだプロジェクトにいることは確かです。

なお、Backlogを使うエンジニアが在籍する業界も多岐にわたっています。

採用する時に知っておくとよいこと

プロジェクト管理ツールのノウハウ

Backlogなどのプロジェクト管理ツールは、プロジェクトごとに運用ルールが決まっていることが多いです。

例えば「タスク」は誰が登録し、誰が更新し、誰がチェックし、誰がクローズするのかといったルールです。これらはBacklog特有のものではなく、どのようなプロジェクト管理ツールであっても必要なルールとなります。プロジェクト管理ツールの利用経験がない人は、このあたりのルール(勘所)を把握していないことが多いです。

プロジェクト管理ツールの経験有無が採用結果を左右することはほとんどないと思いますが、経験自体は確認しておいたほうがよいでしょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Backlogの豆知識

Backlogの競合サービス

Backlogの競合サービスとしては以下のようなものがあります。

Redmine

Redmineは、Backlogと同じプロジェクト管理ツールとして高い人気を集めています。オープンソースソフトウェアであり、無料で利用できます。また、My RedmineLychee RedmineなどRedmineをカスタマイズした有償版も数多く存在しています。

参考:Redmine

Jira Software

Jira Softwareも人気があるプロジェクト管理ツールです。こちらはオーストラリアのソフトウェア企業であるAtlassian社が開発、運用しています。公式サイトによればユーザー企業は10万社を超えており、世界中にユーザーが存在しています。

参考:Jira Software

Backlog関連のイベント

Backlog関連のイベントとしては下記のようなものがあります。

NuCon

NuConはBacklogを開発、運営している株式会社ヌーラボが主催するテックカンファレンスです。このイベントでは、技術的なテーマはもちろん、社員の取り組みなどについて発表されます。定期開催されるNucon Miniを含めると、アーカイブ動画の視聴回数は2,000人以上を記録するなど、注目度が高いイベントです。

参考:NuCon 2021

Backlog関連の最新ニュース 

Backlog関連の最新ニュースとしては下記のようなものがあります。

株式会社ヌーラボ グロース市場へ上場

株式会社ヌーラボは、令和4年6月28日に東京証券取引所のグロース市場へ上場しました。政府プロジェクトでもある「ビジョナリー経営2021」にも選出された同社は、今後さらに大きく成長することが期待されています。

参考:株式会社ヌーラボの東京証券取引所グロース市場への上場に関するお知らせ

 

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