Salesforce

この記事はSalesforceについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Salesforce」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つSalesforceの知識を解説しています。

Salesforce

~ ことりん君、パソコンでExcelを眺めながらぶつぶつ ~

うーん。これじゃあ管理できないなぁ…。どうしようかなぁ…。

やぁことりん君。Excelで何かつくってるの??

あ、ジャバ―ド先生こんにちはー!パンダさんさんからちょっとお願いされちゃってさ…。

どうやらうまくいってないみたいだね?

実はそうなんだ…。パンダさん、PythonでAIを使って新鮮な笹の葉を見分ける「笹の葉ビジネス」やってたじゃん?

あぁ、ユニークなサービスだよね?覚えているよ!

どうやらそのサービスが大当たりしているらしいんだよ…。笹の葉なんて絶対失敗すると思ってたのに…。

それはジャバ―ド先生も同じく…。

ビジネスってわからないもんだね…。えっと、それで今お客さんから引き合いがすごいらしいんだよ!だから、そういった引き合いの情報とか、笹の葉を購入したあとのアフターサポートとかをきちんと管理できるようにしてほしいってお願いをされたんだよ!!

なるほど。それでExcelで管理しようとしているわけだね?

うん!顧客台帳みたいなやつをつくればいいかなと思って。でも、なかなかパンダさんの要望をかなえるのは難しくてさ…。

たしかに簡単な台帳であればExcelでも十分だろうけど、本格的な顧客管理はかなり厳しいだろうね。だったらSalesforce(セールスフォース)を使ってみたらいいんじゃないかな?

Salesforceってなに!?

Salesforceっていうのはクラウド型のサービスだよ。Salesforceには、営業の支援だったり、顧客の情報を管理するための機能がたくさんあるんだ。

営業支援…??顧客情報管理…??

そう!たとえば、商談の管理、売上の予測、顧客の基本情報管理や問い合わせ情報管理、そのほかにもデータ分析、共有、マーケティングなど、いろんな機能が詰まっているんだよ!

なんかすごそうなのは分かった…。でもさ、そんなにたくさんの機能があっても、パンダさん使いこなせるかな??

あ、その点は大丈夫だよ!Salesforceは、必要な機能をチョイスして使うことができるんだ!そのあと、必要となった時点でいろんな機能を後から追加していけばいいから、スモールスタートできるのもSalesforceの魅力の1つなんだよ!

それなら心配なさそうだね!

それだけじゃないよ!Salesforceには、プログラミングをすることなく簡単なアプリケーションを構築することができる機能もあるんだよ!やりたいことが低コストでスピーディーに実現できるから、きっとパンダさんも喜んでくれると思うよ!

そうだね!Salesforce良さそう!早速パンダさんに紹介してくるよ!

いってらっしゃーい!

Salesforceとは?採用に役立つSalesforceの基礎知識

Salesforceとは、営業やマーケティングといった企業の業務を支えるCRM(Customer Relationship Management)ツールです。Salesforceの代表的な機能は以下の通りです。

  • 顧客情報管理
  • 配信機能
  • 問い合わせ管理

Salesforceに用意されたこれらの機能を活用することで、顧客情報の一元化、営業活動の効率化、ビジネス活動のスピード向上などが期待できます。

Salesforceの開発を行うエンジニア

Salesforceにて開発をおこなうためには、ApexというSalesfoce独自のプログラミング言語や、VisualforceというUIを開発するためのオリジナルなフレームワークを利用します。そのため、一般的なシステム開発とは異なるスキルが求められます。

なお、Apexというプログラミング言語はJavaに似ている部分が多いといわれています。そのため、Javaエンジニアであれば、比較的スムーズにApexを習得することができます。

Salesforceの開発を行うエンジニアの特徴と在籍業界

前述した通り、Salesforceの開発を行うエンジニアは、独自のスキルを必要とします。そのため、Salesforceに特化した企業、あるいはSalesforceに特化した部門を有する企業で働いているケースが多いです。また、企業のシステムを開発を支援するSIer業界、あるいはSIerを事業とする企業には、Salesforce専門の部門を整備しているところもあります。このような業界でもSalesforceエンジニアを見つけることができるでしょう。

Salesforceの認定制度

Salesforceのスキルは認定資格の有無を確認するようにしましょう。Salesforce関連の資格は基本視覚と上位資格から構成されており、基本資格に合格することで、上位の資格を受験することができるようになっています。この資格はSalesforceの開発・販売を行っているセールスフォース・ドットコム社が運営しているため、グローバルに対してスキルを証明することができます。

引用元:https://tandc.salesforce.com/credentials

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Salesforceの豆知識

Salesforceを使った有名なサービス

通常、アプリケーションの開発は長い時間を要します。ですが、Salesforceを使えば、スピーディーにオリジナルアプリケーションを構築することができます。

現在、日本のみならず世界の脅威となっている新型コロナウィルスですが、厚生労働省が開発したワクチン接種円滑化システム(V-SYS)は、Salesforceを活用して開発されたシステムです。

そのほかにもSalesforceをベースとして開発されたシステムは、私たちの身の回りにたくさん存在しています。

Salesforceのビジネス状況

Salesforceのビジネス状況を一言でいうと、絶好調の状況が続いています。代表的な指標をご紹介しておきます。

  • 2021年度通期の売上は24%増の212億5,000万ドル
  • 2021年度通期のGAAP営業利益率は2.1%、非GAAP営業利益率は17.7%

引用元:https://www.salesforce.com/jp/company/news-press/press-releases/2021/02/210226/

SalesforceがSlackを買収

ビジネスコミュニケーションチャットツールで圧倒的なトップシェアを誇るSlackというツールがあります。同ツールを開発しているSlack社には、Microsoftをはじめとする大手企業から秋波が送られていたそうです。その激しい戦いを制したのはSalesforceでした。今後、さらにSalesforceはその魅力を向上していくことでしょう。

https://slack.com/intl/ja-jp/blog/news/salesforce-signs-definitive-agreement-to-acquire-slack

 

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