Solaris

この記事はSolarisについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Solaris」の用語のイメージを紹介した後に,採用に役立つSolarisの知識を解説しています。

1分で分かる!Solarisとは?

ねぇねぇ。ジャバ―ド先生、Solaris(ソラリス)って知ってる?

あぁ、もちろん知っているけど、Solarisがどうしたの?

このまえ、リンゴ銀行さんの人とお話してたんだけど、Solarisがどうのこうのって言ってたんだよね。でも、ボクなんのことか全く分からなくてさ。

なるほど。SolarisっていうのはOSの1つだよ。先日ことりん君にも、WindowsとかLinuxとかUnixとか説明したんだけど覚えているかな?

もちろん覚えているよ!優等生だからね!でもさ、Solarisっていうのは聞いたことないなぁ。

まぁそれもそうだよね。ある調査によればマーケットシェアは0.04%っていう結果も出ているからね。知らなくても恥ずかしいことではないんだよ。

0.04%は激レアだね…。そもそもSolarisってだれがつくったの??

Solarisはもともとサン・マイクロシステムズっていう会社が開発していたんだよ。ちなみにこの会社やJavaMySQLを開発したことでも有名なんだ。

そうなの!?すっごい会社だね!あれ、でも前にJavaとかMySQLはOracleっていう会社のものって言ってなかったっけ?

それも正解だよ。サン・マイクロシステムズは、2009年にOracleに買収されちゃったんだ。その時に、Java、MySQLと同じように、SolarisもOracleのものになってしまったという訳なんだよ。

なるほどねぇ。なんか激しい時代の波に翻弄されている感じだねぇ。

そうだね。とっても苦労している子なんだよ。

じゃあ今は、Oracleが開発しているんだね?色々あったかもしれないけど、Oracleみたいな大企業がサポートしてくれるなら、ユーザーも安心かもしれないね。

ことりん君、世の中そうは甘くないんだよ。

あれ、そうなの??

そうそう。Oracleは合併当初、Solarisに対してさらに投資していくって言っていたんだよ。でも、2017年にOracleは当時Solarisの開発に携わっていたエンジニアたちを一斉に解雇したっていう報道がされているね。

え、それ本当なの??だって合併からそんなに経ってないじゃん…。

そうだね。確かにOracleがやっていることって、どうなの?っていう声もゼロじゃないんだ。でも、IT業界は刻一刻と状況が変化するし、企業である以上はどこかで見切りをつけないといけないからね。Oracleは、残念ながらSolarisがビジネスとして成立しないし、将来性もないと判断したということだろうね。

うーん。シビアな世界だね…。

シビアなんだよね。その解雇の影響もあってか、2018年8月のSolaris 11.4というバージョンを最後にアップデートされていないんだ。

今後は廃れていく技術になってしまうのかな。あ、そういえば、Solarisのシェアは0.04%っていってたよね?具体的にSolarisは、どのような企業やサービスで使用されているの?

Solarisは、比較的規模が大きいシステムに適しているって言われているんだ。シェア0.04%といっても、いろんなところで使用されているんだよ。たとえば、銀行や保険証券会社をはじめとする金融機関なんかだね。

ふむふむ。だからリンゴ銀行さんもSolarisがどうのこうのって言ってたのか。ジャバ―ド先生よくわかったよ!ありがとう!

個人的には「どうのこうの」の部分がすごく気になるんだけどね。とりあえず今日はここまで!

Solarisとは?採用に役立つSolarisの基礎知識

Solarisとは当時のサン・マイクロシステムズという企業が開発したUNIX系のOSです。2009年にサン・マイクロシステムズがOracleに買収されたために、SolarisもOracleが所有するプロダクトとなりました。

OracleはSolarisの特徴として、以下を挙げています。

  • 一貫性(下位互換性を維持)
  • シンプル(環境全体を1つコマンドで更新可能)
  • セキュリテイ(高い堅牢性)

このような特徴もあり、大規模規模かつ高い堅牢性が求められるアプリケーションのOSとして導入されるケースが多いです。

Solarisを扱うエンジニア

前述したように、SolarisはOSの1つです。そのため、インフラ(サーバー)エンジニアなどをはじめとするインフラエンジニアが構築を担当します。

Solarisを扱うエンジニアの特徴と在籍業界

SolarisというOSを全く触ったことがないという方も少なくないでしょう。これまでも紹介してきたとおり、Solarisはマーケットシェアの0.04%ということで、触ったことがないという方の方が圧倒的に多いでしょう。ここからはやや私見が入りますが、Solarisを扱うエンジニアの特徴としては、比較的ベテランエンジニアの方が多いです。

また、業界としては、SIer業界に多く在籍しています。

採用する時に知っておくとよいこと

Solarisからのリプレイス案件

昨今、Solaris関連のプロジェクトとして元気があるのが、他のOSへのリプレイス案件です。Solarisが更新されなくなったため、Solaris→Linuxなどへ切り替える企業が増えています。おそらく、今回のテーマでも登場した。リンゴ銀行さんも、このリプレイスを進めたかったのでしょう。

リプレイス案件の場合、リプレイス前の知識およびスキルとリプレイス後の知識およびスキルが必要となります。採用時はそれぞれの条件を満たす人材であるか注意しましょう。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Solarisの豆知識

Solaris関連の資格

Solaris関連の資格としては、Oracleが主催しているOracle Solaris認定資格パスというものがあります。この認定資格は以下の3つに分かれています。

 

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