Firebase

この記事はFirebaseについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Firebase」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つFirebaseの知識を解説しています。

1分で分かる!Firebaseの基礎知識

ジャバード先生、この前MBaaSについて教えてくれたじゃん?

あぁそうだね。たしかことりん君がスマホのアプリを作りたいとかだったよね。それがどうしたの?

そうそう。あれからボクも、ちょっと本格的にMBaaSについて調べてみたんだ。

お、そうなんだね。

うん!それでさ、どうやらMBaaSはFirebase(ファイアベース)っていうのが人気みたいだね。

あぁ、FireBaseね。MBaaSでは大本命といってもいいかもしれないね。

やっぱりそうなんだ!もう少しFirebaseについて教えてもらえるかな?もし本当に使えそうなら、Firebaseを使ってみようかなと思っててさ!

そういうことね!もちろんいいよ!

やった!じゃあ、早速お願いします!

Firebaseっていうのは、MBaaSとかBaaSって呼ばれるサービスの1つってところは、もう大丈夫だよね!

うん!えっと、BaaSっていうのはBackend as a Serviceの略だよね!

そのとおり!MBaaSは、Mobile Backend as a Serviceだったよね。この前も説明したから詳細は説明しないけど、ざっくりいうとインフラからサーバーサイドの処理までを提供してくれるサービスなんだ。

覚えているよ!フロントエンド関連の開発に集中できるから、工数も少なくなるって話だったよね!

そうそう!じゃあFirebaseっていうのは一体何者であるかっていう話をしよう!Firebaseは、Googleが提供しているMBaaSサービスなんだ。

あ、Googleが開発したサービスなんだ!?

厳密にいうと、元々はFirebase, Inc.という会社が開発していたんだけど、2014年にGoogleが買収したんだよ。

なるほど!Googleが買収するってことは、きっと当時から将来性があったんだろうね!FirebaseはどういうところがGoogleの目に止まったんだろう?

Firebaseは色々な機能があるんだけど、1つはRealtime Databaseという機能だね。一般的には1つのアプリケーションに対して1つのデータベースがあるんだけど、FirabaseのRealtime Databaseはデータベースのコピーを各デバイスに保持するんだ。そして、必要に応じてクラウドにあるデータベースの本体に同期するような仕組みになっているんだよ。

クラウドにあるデータベースの本体を、各デバイスにもコピーして持っているということ?それって何がすごいの??

まずはスピードだね。クラウドのデータベースじゃなくてデバイスにコピーしたデータベースにアクセスすることで、とても早いスピードで処理ができるんだ。

あぁ、そっか!でも、確かに時間がかかるスマホアプリなんて使いたくないもんね。

それにスマートフォンって、場所によってはオフラインになったりすることがあるよね?こういうときもデバイス側にデータベースを持っているから、問題なくアプリを使うことができるんだ。もし、クラウドへデータベース接続に行くようなアプリだと、オフライン環境ではまったく使えなくなるからね。

地下とかトンネルに入って使えないのも不便だもんね。Firebaseならそういったところを解決できるんだね。

そういうこと!ほかにもGoogleのサービスと親和性が高かったり、分析機能が優れているのも特徴だね。

うーん。これはFirebase以外の選択肢を選ぶメリットがあまりなさそうな気がしてきたよ。とりあえずFirebaseについては良くわかったよ!ジャバード先生ありがとう!

はーい!また分からないことがあったらいつでもおいで!

Firebaseとは?採用に役立つ基礎知識

FirebaseはGoogle社が提供するMBaaSサービスです。2022年1月現在、19の機能を有しており、多くのアプリケーションで利用されています。MBaaSということで、インフラ構築やサーバーサイドの実装コスト、あるいはリリースコストを大幅に削減することができます。また、ユーザーの分析やメッセージ機能といったエンゲージメント関連の機能も豊富です。

また、FirebaseはGoogleのプロダクトということで、Google AdsGoogle Marketing PlatformをはじめとしたGoogleが提供している他のサービスとの連携はもちろん、デファクトスタンダードなビジネスチャットツールであるSlackや課題管理システムであるJiraなどといった、他社プロダクトとの連携機能も魅力の1つです。

Firebaseを使うエンジニア

FirebaseはMBaaSであるため、ネイティブアプリエンジニアなどが主に使用します。一方、サーバーサイド(バックエンド)エンジニアインフラ(サーバー)エンジニアインフラ基盤(データベース)エンジニアインフラ(ネットワーク)エンジニアなどといった職種は、MBaaSを利用することにより、活躍の機会が減る可能性があります。

Firebaseを使うエンジニアの特徴と在籍業界

MBaaSを使うエンジニア(企業)の特徴としては、フロントエンドの開発に注力したいと考えを持っているという点があります。そのため、スマートフォンアプリの中でもゲームアプリなど、サーバーサイド側の処理が比較的シンプルなアプリが多いです。

また、Firebaseを使うエンジニアが在籍している業界としては、スマートフォンアプリ業界が挙げられます。

採用する時に知っておくとよいこと

Firebaseの競合サービス

Firebaseの競合サービスとしては以下のようなものがあります。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Firebaseの豆知識

Firebaseの機能

Firebaseの主な機能としては以下のようなものがあります。

Firebase関連の資格

Firebase関連の資格としてはGoogle社が主催しているGoogle Cloud 認定資格があります。

Firebase関連のイベント 

Firebase関連のイベントとしては、Google社が主催しているFirebase Summitなどがあります。このイベントはFirebaseに特化したものであり、基本的に年次で開催されています。

また、同社の年次イベントであるGoogle I/Oというイベントでも、Firebaseに関するセッションが開催されます。

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