oraclecloud

この記事はoraclecloudについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「oraclecloud」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つoraclecloudの知識を解説しています。

1分で分かる!oraclecloudとは?

ねぇねぇ、ジャバード先生。ちょっといいかな?

ことりん君、おはよう!どうしたの?

このまえさ、IBM Cloudについて解説してくれたよね?

そうだったね。もちろん覚えているよ。

その件なんだけど、他にもクラウドサービス事業者っているの?

もちろん。クラウドサービスはいろんな事業者が提供しているからね。たとえば、ことりん君が知っているOracle社もその中の1社だね。

Oracleって、OracleDatabaseとかMySQLを開発しているところだよね?

そうそう。そのOracleだよ。クラウドサービスは「Oracle Cloud Infrastructure」っていうサービス名で展開しているんだよ。略して「OCI」と呼ばれることもあるから覚えておいてね。

Oracle Cloud Infrastructureにはどんな特徴があるの?

いろんな特徴があるんだけど、Oracleの中の人は「卓越したパフォーマンス」「圧倒的なコストパフォーマンス」「業界をリードするセキュリティ」といっているようだね。

参考:オラクルエンジニア通信 Zoomが選択したOracle Cloud Infrastructure

性能が良いのに、コストが低くてしかも安全ってこと?なんか最強のクラウドサービスみたいだね。ほかの特徴はある?

Oracleといえばデータベースをイメージする人が多いよね。Oracle Cloud Infrastructureも、データベース関連の機能には、かなり力を入れているんだ。

さすがにTOP3には敵わないだろうけど、シェアも結構獲得しているのかな?

残念ながら、クラウド市場ではあまりシェアを獲得できていないんだ。この前説明したIBM Cloudよりもさらにシェアは低いんだよ。

え、そうなの?サービスは優れているのになんで?

理由はいろいろあるとおもうんだけど、理由の1つは出遅れといわれているんだ。Oracleを創業したラリー・エリソン氏が、当初「アンチ・クラウド派」だったっていうのは、業界では結構有名な話なんだよ。

出遅れか…。でもそれならこれから巻き返す可能性もあるのかな?

そうだね。可能性という意味ではゼロではないし、実際にOracle Cloud Infrastructureを導入するユーザーも着実に増加しているからね。TOP3の牙城を崩すのは難しいだろうけど、今後に注目だね。

参考:Oracle Cloud Infrastructure(OCI):お客様活用事例

ますますクラウドサービス事業者の競争は激化しそうだね。ジャバード先生ありがとう!Oracle Cloudについてよくわかったよ!

はーい!またいつでもおいで!

Oracle Cloudとは?採用に役立つ基礎知識

Oracle Cloudは、Oracle社が開発、運用しているクラウドサービスです。

Oracleも他のクラウドサービス事業者と同様に、仮想コンピュータ、ストレージ、ネットワークなど、さまざまなサービスを展開しています。その中でも、データベースに強いOracle社ということで、データベース関連のクラウドサービスには強みを持っています。

そのほかの特徴としては、他社と比較するとコストが安いこと、セキュリティが強固であること、ベアメタルクラウド(OSやミドルウェアがインストールされていない状態)などが挙げられます

Oracle Cloudを使うエンジニア

Oracle Cloudは、インフラ(サーバー)エンジニアインフラ(ネットワーク)エンジニアインフラ基盤(データベース)エンジニアなどのインフラエンジニアが担当します。

Oracle Cloudを使うエンジニアの特徴と在籍業界

Oracle Cloudは、さまざまな業界や企業で採用されています。そのため、Oracle Cloudを使うエンジニアや在籍業界に傾向はありません。

採用する時に知っておくとよいこと

Oracle Cloudのシェア

クラウドといえば、AWSAzureGCPなどをイメージする人が多いのではないでしょうか。様々な企業がクラウドサービスの市場シェアを調査していますが、どの調査結果でも、この3社で市場の6割を占めています。

一方、ある調査会社の発表によれば、Oracle Cloudのシェアは市場全体の約2%程度。この結果をみても、市場に浸透しているとは言い難い状況といえそうです。そのため、Oracle Cloudに精通したエンジニアを探すのは至難の業といえるでしょう。

※ 内部リンク:AWS、Azure、GCP

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1.システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2.開発環境
3.現在のエンジニア組織の体制
4.現行システムの課題と募集の背景
5.求められる業務と期待値
6.エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7.エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8.選考フロー
9.待遇
10.キャリアパス

Oracle Cloudの豆知識

Oracle Cloud関連の資格

Oracle Cloud関連の資格としては、Oracle社が主催しているOCI認定試験が有名です。

この資格は、Oracle Cloud InfrastructureとOracle Cloud Applicationsという2つに大別されます。さらにそのカテゴリの中で特定のテーマごとに細分化されています。

参考:OCI認定試験

Oracle Cloud関連のイベント

Oracle Cloud関連のイベントとしては、以下のようなものがあります。

Oracle OpenWorld & Oracle CloudWorld

Oracle OpenWorldは、Oracle社が主催する年次イベントです。同社が開催しているイベントとしては最大級のものであり、ラスベガスの会場には6万人、オンラインを含めると10万人を超える参加者が集まります。

このイベントではOracle社の最新テクノロジーやソリューションに関する発表があります。近年、同社はクラウドに力を入れているため、このイベントでOracle Cloudに関する発表も多くあります。

なお、Oracle CloudWorldは、Oracle OpenWorldの中で発表されたクラウド関連のトピックスをまとめたイベントです。

参考:Oracle OpenWorld

Oracle Cloud Days

Oracle Cloud Daysは、日本オラクル社が主催する年次イベントです。

2021年は4日間にわたって、開催されました。このイベントでは、Oracleのクラウド戦略や最新情報を発表する基調講演にはじまり、さまざまな企業の事例に関するセッションなどが実施されます。

参考:Oracle Cloud Days

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