Heroku

この記事はHerokuについて解説した記事です。会話形式のやさしい文章で「Heroku」の用語のイメージを紹介した後に、採用に役立つHerokuの知識を解説しています。

1分で分かる!Herokuとは?

ジャバード先生は「へろく」って知ってる?

へろく?Heroku (ヘロク)のことかな?

あぁそうそう!たぶんそれかも!

また何か困っている感じ?

実はタマネギ不動産さんの、とあるシステムがHeroku上で動いているらしいんだ。でも、当時担当していたエンジニアさんが転職してしまったから、急いでHerokuができるエンジニアを探しているみたいなんだよ。

なるほどね。そういうお話だったんだね。

うん。ちなみにHerokuって何なの??

HerokuはSalesforce社が提供しているPaaSサービスだよ。

あぁ、たしかSalesforceはクラウド型のCRMツールで、PaaSはPlatform as a Serviceってやつだったよね?

そうだね。そのSalesforceっていうサービスを展開しているSalesforce社が、自社のPaaSサービスの1つとして提供しているのがHerokuというわけだよ。

ふむふむ。PaaSっていうのは、ミドルウェアとかインフラを提供するサービスで、エンジニアはアプリケーションの開発に集中できるようになる…ってやつだったよね?

そのとおり!さっきお話ししたようにHerokuもPaaSサービスの1つだから、インフラやミドルウェアの機能を提供してくれるんだよ。だから、プログラミングをするエンジニアにとっては、アプリケーションの開発のみに集中できるという点が嬉しいところだね。

でもPaaSのサービスって、いろいろな企業が参入しているよね?

そうだね。一例をあげるとAmazon、Microsoft、Google、IBM、Oracle…。このあたりはことりん君も知っているよね?

もちろん!世界のITを牽引している企業ばかりだね!でもさ、Salesforceもそのあたりに負けないくらいの大企業だと思うけど、実際にHerokuってどうなの?

さっきあげたAmazon、Microsoft、GoogleのPaaSサービスと比較するとシェアは劣るけど、Herokuもいろいろと優れた点があるから、たくさん利用されているんだよ。

そうなんだ!その優れた点ってどんなところ?

まずは対応しているプログラミング言語の多さだね。RubyPythonJavaなどをはじめ、全部で8つのプログラミング言語に対応しているんだ。

プログラミング言語が多いと何がいいの?

選択肢が多ければ、企業が得意なプログラミング言語で開発できるし、エンジニアの確保も容易になるんだよ。

あぁ、それはたしかに嬉しいね!

それにHerokuはSalesforceのサービスだから、Salesfore自体と簡単に連携できるという点も強力なメリットだね!その連携機能があれば、Salesforceのデータを活用したアプリケーション開発もすぐに完成しちゃうからね!

なるほど!それはSalesforceならではのメリットだね!なんとなく理解できたから、さっそくHerokuができるエンジニアさんを探してくるよ!

はーい!頑張って!

Herokuとは?採用に役立つ基礎知識

Herokuとは

Heroku (ヘロク)とは、Heroku社が提供しているPaaSサービスです。同社は、2010年にセールスフォース・ドットコムに買収され、子会社となっています。

NodeRubyJavaPHPPythonGoScala、Clojureと多様なプログラミング言語に対応しているため、開発時の選択肢が多いのが特徴です。余談ではありますが、Rubyを生んだまつもとゆきひろ氏は、Heroku社のRubyチーフアーキテクトでもあります。

また、Salesforceとの親和性が高く、双方向の連携を容易に実現することができます。Salesforce自体もノンコードでアプリを開発することができますが、さらにアプリケーションをつくりこみたい時などは、このHerokuが有力な候補となります。

Herokuを使うエンジニア

Herokuは、フロントエンドエンジニアサーバーサイド(バックエンド)エンジニア、あるいはネイティブアプリエンジニアなどといったアプリケーションを開発するエンジニアが使います。

Herokuを使うことで、インフラやミドルウェアの知識をあまり有していないエンジニアであっても、簡単にアプリケーションを公開できるようになります。

Herokuを使うエンジニアの特徴と在籍業界

Herokuは、Salesforce社のサービスとの親和性が高く、簡単に連携できるという特徴があります。そのため、Herokuを使うエンジニア(または企業やプロジェクト)はSalesforceのプロダクトを利用したいケースが多いです。

なお、Herokuを使うエンジニアは、様々な業界に在籍しています。その中でも開発のスパンが短く、スピードが求められるWeb業界、あるいはWeb系企業を顧客に持つSIer業界などに多く在籍しています。

採用する時に知っておくとよいこと

Herokuの競合サービス

前述したとおり、HerokuはPaaSと呼ばれるサービスです。このPaaSサービスは、様々な企業が展開しています。

求人のポイント

求人を作成する時は、下記の内容を求人に入れるとよいです。

1システム(サービス)の詳細
※特にそのシステム(サービス)をなぜ作っているのかを熱量をもって記載する。
2開発環境
3現在のエンジニア組織の体制
4現行システムの課題と募集の背景
5求められる業務と期待値
6エンジニアとしてのスキルアップ支援制度の有無と詳細
7エンジニアチーム内での相互成長のための仕組み(勉強会やLT会など)の有無と詳細
8選考フロー
9待遇
10キャリアパス

Herokuとは?採用に役立つHerokuの基礎知識

Herokuの機能

Herokuの代表的な機能は以下のとおりです。

Heroku プラットフォーム コンテナ型サービスでありアプリケーションの実行環境を提供
Heroku Postgres マネージド型のデータベースサービスを提供
Heroku Connect Heroku PostgresとSalesforceの双方向連携機能を提供
Heroku Enterprise スタートアップから大企業まで対応できるセキュリティ、管理、コラボレーションの機能を提供
Heroku Elements コード、ツール、サービスのエコシステムを提供

Heroku関連の資格

Heroku関連のイベントとしては以下のようなものがあります。

HHeroku関連のイベント 

Heroku関連のイベントとしては以下のようなものがあります、イベントはHerokuにフォーカスしたものではありませんが、Herokuに関するセッションがあります。

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